『北越奇談』(ほくえつきだん)は、1812年(文化9年)に刊行された随筆集。全6巻。著者は越後国(現・新潟県)の文人・橘崑崙(たちばな こんろん)。校合・監修・序文は戯作者の柳亭種彦による。挿絵は大部分を浮世絵師の葛飾北斎が描き、崑崙自身も絵師としていくつかの下絵を描いている。