厚東川ダム(ことうがわダム)は、二級河川厚東川水系厚東川本川の中流、山口県宇部市木田に建設されたダムである。 厚東川水系の本流である厚東川と、支流の大田川の合流点に建設された、堤高38.8mの重力式コンクリートダム。河川総合開発事業によって建設されたダムとしては初期の事例であり、日本においては向道ダム(錦川)・二級ダム(黒瀬川)・沖浦ダム(浅瀬石川)・相模ダム(相模川)に次いで5番目に完成した歴史のある都道府県営ダムである。貯水池の名前は小野湖(おのこ)と呼ばれる(後述)。