地場産業(じばさんぎょう)とは、地元資本の中小企業が、一定の範囲の地域において、技術、労働力、原材料などの経営資源をもとに特定の産物をつくり、発展してきた産業のことである。地場産(じばさん)と略されることがある。 「地域産業」と言われることもあるが、この場合、当該地域に存在するという意味しかなく、対象とする範囲が「地場産業」よりやや広くなる。 古くから現代まで生活の中で使われる伝統的工芸品をつくる伝統産業も地場産業に含まれる。