宋子(そうし、拼音: Sòngzǐ、紀元前4世紀 - 紀元前3世紀ごろ)は、古代中国戦国時代の諸子百家の一人。宋銒(宋鈃、宋钘、そうけい、そうけん)、宋牼(そうけい、そうこう)、宋栄(宋榮、宋荣、そうえい)、宋栄子、子宋子とも呼称される。宋国出身。稷下の学士の一人。孟子と同時期に活動した。尹文と同様の学説を説いた。 諸子百家の一人だが、どの家に属するのか判然としない。道家・名家・墨家・雑家・小説家などのいずれとも解釈される。人間の心・感情について論じ、ある種の平和主義を説いた。