後藤 郁子(ごとう いくこ、1903年 - 1996年)は、日本のプロレタリア・ロマン派詩人。戸籍名は、内野郁子。旧姓が後藤でペンネームとなっている。夫は(新井徹)。夫と、当時、日本統治下の朝鮮半島における民族差別を目の当たりにしたことと、治安維持法の名の元に、文芸等文化活動の検閲などによる無茶苦茶な弾圧を知る。しかし、そんな社会状況の元での詩作活動等を継続、プロレタリア詩誌「詩精神」に代表される幾つかの詩誌編纂に携わった。