明法勘文(みょうぼうかんもん)とは、明法博士ら明法道の学者(明法家)が、諮問に対する解答として勘申した文書(勘文)。主として朝廷・院庁より個々の事件・問題に対する律令格式などによる法的解釈を諮問された場合の解答として行われるが、天皇や公卿などからの個別の質問や自問答による解答なども含まれる場合がある。