晦機元煕(まいき げんき)は、南宋末期から元代にかけて活動した臨済宗大慧派の禅傑である。大慧下5世。 嘉熙2年(1238年)に洪州南昌県で誕生した。俗姓は唐氏。初めは官職を目指したが、西山明により出家した後、玉几で物初大観の提唱を聞いてその許に移り法を嗣いだ。 延祐6年(1319年)閏8月17日に示寂。法嗣は東陽徳輝・笑隠大訢及び石室祖瑛ほか9名を数える。