朝鮮特需(ちょうせんとくじゅ)は、朝鮮戦争に伴い、在朝鮮アメリカ軍、在日アメリカ軍から日本に発注された物資やサービス需要を指す。また、在日国連軍や外国関係機関による間接特需という分類も存在する。朝鮮戦争勃発直後の8月25日には横浜にが置かれ、主に直接調達方式により大量の物資が買い付けられた。その額は1950年から1952年までの3年間に特需として10億ドル、1955年までの間接特需として36億ドルと言われる。 なお、朝鮮特需によって引き起こされた好景気は「朝鮮特需ブーム」、「特需景気」、「朝鮮戦争ブーム」、「ガチャマン景気」、「糸ヘン景気」、「金ヘン景気」、「投資・消費景気」などと呼ばれた。