栗隈王(くりくまのおおきみ)は、敏達天皇の孫(曾孫か)、難波皇子の子(孫か)、美努王の父で橘諸兄の祖父にあたる。橘氏の祖である。筑紫率(筑紫大宰)として唐と新羅の使者を送迎し、672年の壬申の乱では外国への備えを理由に中立を保った。675年に。贈従二位。栗前王とも書く。旧仮名遣いでの読みは共に「くりくまのおほきみ」。