海水温(かいすいおん)とは、ある一定の深度における海水の温度のこと。単に海水温というときは、海面から海面下数十cm -十数mの海面水温を指すことが多い。 海水温が水の蒸発量に非常に関わりが深いことから、気象学の観測対象とされ、気候学においても重要視される。漁業の分野においても、魚群の移動に関連しているため必要なデータであるとされる。また、特に水棲生物の分布や生態にも大きく関連しており、生物学においても重要とされる。 海水は、塩分を含有している事から摂氏0度を下回る事があり、また海底火山の影響で摂氏100度を超える場合もある。