片山 兼山(かたやま けんざん、1730年(享保15年) - 1782年5月11日(天明2年3月29日))は、江戸時代中期の儒学者。兼山は号。名は世璠(せはん・せばん)。字は叔瑟。通称は東造。一字姓により山世璠とも名乗った。 当初は徂徠学派に属したが、独立して折衷学派の創始者の一人となった。その学問は「山子学」(さんしがく)と呼ばれ、門人は「山子学派」と呼ばれる。