皇室用客車(こうしつようきゃくしゃ)とは、日本の皇族が鉄道で旅行をする時に使用する皇室専用の鉄道車両(客車)のことである。皇室用客車には、皇族が乗車する(ごりょうしゃ)、随伴員が乗車する(ぐぶしゃ)、天皇、皇后の霊柩を輸送する(れいきゅうしゃ)およびご神体である賢所を輸送するための(かしこどころじょうぎょしゃ)の4種がある。 通常は東日本旅客鉄道(JR東日本)の東京総合車両センター(旧・大井工場)内の御料車庫において厳重に保管されており、お召し列車を運行する際には、入念な事前整備を施した上で用いられる。