盧 奕(ろ えき、生年不詳 - 天宝14載(755年))は、唐の玄宗朝の官僚。五姓の一の范陽盧氏の出身。宰相となったの子。安史の乱に際し、洛陽を守ったが、捕らえられ処刑された。子のは宰相となり徳宗に専任されたが、「その奸を覚えず」の奸臣として知られる。その一方で嫡孫は賢人として知られ、四代は『唐書』本伝に仔細が見える。