短甲(たんこう/みじかよろい)は、古代日本の奈良・平安時代に用いられた甲(鎧)の形式のひとつ。古墳時代の「帯金式甲冑」と呼ばれる板造り形式の甲についても用いられてきた名称であるが、2006年(平成18年)・2009年(平成21年)の橋本達也らの指摘のように近年、古墳時代のものについては「板甲」と呼び「短甲」と呼ぶべきではないとする意見が出てきている。