砂川分水(すながわぶんすい)は、玉川上水の分水路である。玉川上水の水量減少や氾濫の原因になることから、分水は認められることはまれであったが、水不足に悩む砂川村民の願いより認められ、明暦年間(1655年 - 1657年)に完成した。用水完成により砂川村ではクワの生産による製糸業や製茶業、ウドの生産など、賑わいを見せ、新田村落として栄えていった。