社会民主連合(しゃかいみんしゅれんごう、英: Socialist Democratic Federation, SDF)は、かつて存在した日本の政党。略称は社民連(しゃみんれん)。 1978年、日本社会党を離党した国会議員を中心とした社会市民連合(しゃかいしみんれんごう)と社会クラブ(しゃかいクラブ)が合流して結成された。1994年、日本新党、新党さきがけへの合流に伴い解散。後の民主党の源流の一つとなり、菅直人内閣総理大臣、江田五月参議院議長の2人の三権の長を輩出した。 自由民主党の一党支配を終わらせることを第一の目標に掲げ、社公民路線を推進した。議席数はごく少なかったが、反共の立場と、社会民主主義を軸に、自由民主党と日本共産党を除く(非自民・非共産)各党に対し連立のための歩み寄りを説得する活動で、党勢以上の影響力を行使した。その交渉で他党に妥協を説く必要もあって、自党の政策を推進することよりも、政権交代を最優先と強調した。党員を「会員」と呼ぶなど、政党というよりは緩い連合体を志向していた。