箱庭療法(はこにわりょうほう、独: sandspiel therapie、英: sandplay therapy)は、心理療法の一種で、箱の中にクライエントが、セラピストが見守る中で自由に部屋にあるおもちゃを入れていく手法。表現療法に位置づけられるが、作られた作品は言語化されるときもある。基本的に自由に見守られながら表現することが重要であるといわれている。現在は成人の治療にも使用されるが、もともとは遊戯療法から派生した。米国や欧州など、世界で用いられる手法であるが、日本でも幅広く用いられている。