羽田奉行(はねだぶぎょう)とは、江戸幕府に設けられた遠国奉行の1つ。武蔵国荏原郡羽田村(現在の東京都大田区羽田)に設置され、江戸付近の沿岸警備と外国船対策にあたった。老中支配、場所高1000石・役料500俵、引越拝料金200両・役所御備金300両・下田奉行次席・芙蓉間詰・布衣、定員1名。役所は羽田御備場(はねだおそなえば)と称したが、俗に羽田奉行所とも呼ばれている。