エウフェミア(ギリシア語: Ευφημία)は伝統的なすべてのキリスト教教会の聖人。聖女エウペミアとも。正教会では聖大致命女エウフィミヤと表記される。記念日は9月16日(ユリウス暦を使用する教会では9月24日に相当)である。殉教者(致命者)として知られ、303年に殉教(致命)したとされる。エウフェミアはアレースへ供物を捧げることを拒否したために捕らえられ、いくつもの拷問の後、カルケドンの闘技場で熊に受けた傷により殉教した。エウフェミアが埋葬された場所は後に巡礼地となった。エウフェミアの姿はライオンと共に、車輪や十字架を持つ姿などで描かれる。