蔡 倫(さい りん、63年 - 121年)は、後漢の宦官。字は敬仲。荊州桂陽郡耒陽県に生まれた。 後漢時代、外戚と宦官の間で激しい権力闘争があったが、鄭衆と蔡倫はその初期の人物である。 また、木の皮や竹、絹の布などに文字が書かれていた時代で製紙法を改良し、実用的な紙の製造普及に多大な貢献をした人物として知られている。