袁安碑(えんあんひ)は、中国の後漢代に司徒を務め、汝南袁氏の始祖となった袁安の墓碑。ただし当時の刻であるかは諸説あり、もしそうであれば隷書が公式書体であった漢代にあって、極めて珍しい篆書による碑ということになる。 碑の現物は現在河南省博物館に所蔵されている。