酢酸イソブチル(さくさんイソブチル、isobutyl acetate)は、酢酸とイソブチルアルコールが脱水縮合した構造を持つエステルで、バナナの香気の主成分である。 引火性が高く、空気と混合すると爆発の危険がある。α位がフェニル基で置き換わったはバラの香りの香料として、食品衛生法で食品添加物に指定されている。 酢酸ブチル、酢酸 sec-ブチル、酢酸 tert-ブチルと同様に溶媒としても用いられる。