『食の軍師』(しょくのぐんし)は、泉昌之による日本の漫画。『食漫』(日本文芸社)にて2010年1月発売号に読み切りが掲載され、2010年2月発売号より隔月連載として開始。その後、2010年7月発売号より毎月連載へ。「食漫」が廃刊後、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)に移籍。2011年より2020年にかけて月1回連載(全100話)。2015年4月にTOKYO MXにてテレビドラマ化された。 主人公である「本郷」は、人一倍食事にこだわる独身中年男。自らの内なる「軍師」の助言に従って、種々の飲食店を食べ歩いては、完璧なる食の組み立てを追い求めている。そして彼の目の前に、ライバルとなる青年「力石」が立ちふさがる。タイトルの「食の軍師」は、本郷の内なる軍師のこと。「食の軍師」=「蜀の軍師」で、諸葛孔明をモデルにしており、作中でも三国志のパロディーがしばしば描かれている。