高目放置(たかめほうち)とは、プラザ合意に応じてとられた、日本銀行による短期金融市場の金利を高めに誘導した市場調節政策のこと。プラザ合意で決定された為替介入に付随する短期市場金利の上昇に対処しないという形がとられたため放置と呼ばれるが、実際には、短期市場金利の上昇にともなう海外からの資金流入増加などによる金利低下圧力を能動的に相殺した、積極的な金利引き上げ政策である。