
1966年東京生まれ。短大卒業後、三菱重工業に勤務。その後ラジオの世界へ。FMヨコハマにて20年以上ニュースを担当。2003年から2017年まで、本紹介番組「books A to Z」のパーソナリティを務めたほか、ライターとして雑誌にブックレビューや著者インタビューを寄稿。学校や地域の読書関連イベントで司会者や講師を務めることも。
- 著作:
北村 浩子の書評/解説/選評
- 『臨床の砦』(小学館)北村 浩子
〈第三波〉当時の感染症指定病院がどのような状況だったか。現役の医師が時間を削って書いた、渾身の報告「新型コロナウィルスの感染拡大で医療体制…
書評 - 『サンクチュアリ』(筑摩書房)北村 浩子
一番身近な異文化を、自分でない人間、つまり他人とするなら、結婚は最も小さな単位の異文化の融合と言っていいだろう。融合の意思がある者同士の選…
書評 - 『ジャパン・トリップ』(KADOKAWA)北村 浩子
「相手の言葉」で「自分の気持ち」を伝えること以前、日本の日本語学校で教えていたとき、面白いというか、興味深く感じていたことがある。学生の顔…
書評 - 『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文藝春秋)北村 浩子
憤りで身体がわなわなと震える、という読書を久しぶりにした。緻密なイラストでも知られる文筆家の著者の身にふりかかった、元恋人による執拗な付き…
書評 - 『夢も見ずに眠った。』(河出書房新社)北村 浩子
日本各地の風景が映し出す、一組の夫婦が歩む道筋ある夫婦の、四半世紀の物語だ。布施高之と沙和子は大学時代に知り合い、高之が失業中に結婚。金融…
書評 - 『フェルメールの街』(角川春樹事務所)北村 浩子
「時代背景や登場人物、ストーリー、どれを取っても魅力的でした」「シンデレラってなんだろう、と考えたり、『手に職』の尊さを感じたり」「『鬼姉…
書評
北村 浩子の読書日記/コラム/対談・鼎談
古谷田奈月『望むのは』(新潮社)、吉田篤弘『遠くの街に犬の吠える』(筑摩書房)、古川日出男『非常出口の音楽』(河出書房新社)、温又柔『真ん中の子どもたち』(集英社)
北村 浩子読書日記又吉直樹『劇場』(新潮社)、大竹昭子『間取りと妄想』(亜紀書房)、今村夏子『星の子』(朝日新聞出版)、深谷かほる『夜廻り猫』(講談社)
北村 浩子読書日記北村浩子「新刊めったくたガイド」本の雑誌2017年9月号『もう生まれたくない』長嶋有、『茄子の輝き』滝口悠生、『ゼンマイ』戌井昭人
北村 浩子読書日記多和田葉子『百年の散歩』(新潮社)、佐藤亜紀『スウィングしなけりゃ意味がない』(KADOKAWA)、松浦理英子『最愛の子ども』(文藝春秋)
北村 浩子読書日記北村浩子「新刊めったくたガイド」本の雑誌2017年2月号『あひる』『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』『十年後のこと』『賢者の石、売ります』
北村 浩子文芸時評北村浩子「新刊めったくたガイド」本の雑誌2017年1月号『浮遊霊ブラジル』『流しの下のうーちゃん』『リリース』『逃げろツチノコ』
北村 浩子文芸時評