売上高の数%の手数料が利益にどのような影響があるか確認してみる。 まずキャッシュレスの手数料は3%と仮定するものとし、全てキャッシュレス決済取引と全て現金取引の場合を比較してみる。 キャッシュレス手数料は売上高に応じて増加するので変動費になる。よって限界利益率をその手数料率分だけ押し下げる。 コンビニを例としてみる。 TKCのBASTによればコンビニの売上総利益率は28.6%なので、ここではキリよく30%と仮定する。キャッシュレス手数料は通常支払手数料として販管費に計上されるので、売上総利益率は手数料が差し引かれる前の利益率と言える。 前提としては全て現金決済時の場合は売上高1億円、売上総利益3,000万円、営業利益500万円とする。(実際のコンビニの全企業平均の営業利益率は△0.3%です…) これを全てキャッシュレス決済に変えた場合、単純に売上総利益率が3%減少するので、1億円×3%=3
