DCGとして、国内外で確固たる地位を築き上げてきた「Shadowverse(以下、シャドバ)」が、2022年6月17日で6周年を迎えた。これを機に、Gamerでは木村唯人氏、宮下尚之氏、友田一貴氏の対談企画を実施。「シャドバ」のキーパーソン3人に、これまでの歩みを振り返ってもらった。 「神バハ」から生まれたカードゲーム ――「シャドバ」6周年おめでとうございます。振り返ると、6年前はeスポーツという言葉も珍しかった時代でした。開発のきっかけを教えてください。 木村氏:当時国内にはなかった、スマホで遊べるカードゲームが作れそうだと感じたのが開発するきっかけでした。弊社のIPで「神撃のバハムート」というカードバトル型のRPGがあるんですが、カードのリソースがあればカードゲームは作れるんですね。僕も含めてカードゲームが好きな人はCygamesにいっぱいいたので、チャレンジしようと作り始めたのが「
