ソウルを旅していて意外と困るのが食事。一人で気軽に入れる店が増えたといっても、まだまだハードルが高いところが多いのも事実。味はもちろん、店の雰囲気、注文のしやすさ、アクセスのよさが抜群のお店を、韓国ラバーの皆さんに教えてもらいました。
다미죽|タミチュッ〈お粥専門店〉

10種類以上のお粥が楽しめる、お粥専門店。
「日本語が喋れるスタッフがいて注文も安心です。店内もキレイで広く一人で入りやすく、一人用メニューが多いのが魅力的。シグネチャーメニューのアワビ粥もおすすめですが、私はここの参鶏湯が大好き。イカキムチも美味しいですよ」(KOMAKiさん)
【店舗情報】
ソウル特別市中区明洞10キル38 4F
서울특별시중구명동10길38 4F
서울뚝배기|ソウルトゥッペギ〈韓国定食〉

アクセス良好な場所にある老舗店で、地元の人にも大人気。朝食メニューも豊富。
「私が大好きな定食屋さん。定食スタイルなので一人でも入りやすいのが魅力。ここの海鮮味噌チゲと野菜ビビンバのセットが美味しくて必ず注文します。渡韓の際にはたいてい足を運んでます」(KOMAKiさん)

【店舗情報】
ソウル特別市 中区 水標路6キル 1
서울특별시 중구 수표로6길 1
산울림 1992|サヌルリム 1992〈韓国料理〉
人気韓国ドラマ『財閥家の末息子 Reborn Rich』のロケ地としても知られる、韓国料理レストラン。
「ニューレトロな雰囲気で可愛い。日本語が通じるので安心。マッコリなど韓国の伝統酒が豊富です」(BAILA編集部 編集S)
【店舗情報】
ソウル特別市麻浦区西江路9キル60
서울특별시마포구서강로9길60
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수랑화|スランファ〈鍋料理〉
韓国では珍しい一人鍋を楽しめる店。芹がたっぷり入った牛ミナリ鍋が人気。
「キレイな店内でカウンターで一人さくっと食事ができるので、一人旅にぴったり。焼肉や鍋料理は一人で味わうことができない店が多い中、ありがたい存在。ミナリが香ばしく、あっさりとしたスープが美味しい」(東山サリーさん)
【店舗情報】
ソウル特別市城東区読書堂路198,1-2F
서울특별시 성동구 독서당로 198 1층, 2층
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싸다김밥 명동역점|サダキムパッ 明洞駅前店〈キンパ専門店〉

金浦九来 (キンポクレ) 店 撮影/バイラ編集S

金浦九来 (キンポクレ) 店 撮影/バイラ編集S

ハクトン駅店(画像提供:スーパーバイラーズ澤井美佐さん)
夜遅くまで遊んだ日や、小腹がすいたときに頼りになる24時間営業のキンパ専門店。
「安くて美味しいので最終的に頼りがちです」(BAILA編集部 編集S)
「辛ラーメンとキンパのセットがおすすめ。素朴な味の中に旨みがあり、何度でも食べたくなる味」(スーパーバイラーズ澤井美佐さん)
【店舗情報】
ソウル特別市中区明洞8ガキル 26
서울특별시중구명동8가길 26
신사전|シンサジョン〈韓国料理〉
甘くて濃厚なはちみつマッコリと、野菜をふんだんに使ったジョンが看板メニュー。
「はちみつマッコリで有名なお店ですが、ランチは一人でも入りやすく店内も清潔で居心地抜群。1000円程度で大満足のごはんを食べられます」(スーパーバイラーズ諸田景子さん)
【店舗情報】
ソウル特別市江南区島山大路11キル18
서울특별시강남구도산대로11길 18
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광화문국밥 본점|クァンファムンクッパ 本店〈テジクッパのお店〉

撮影/バイラ編集S

撮影/バイラ編集S
ミシュランガイドに掲載されている人気店。
「『辛くない料理が食べたい』という軽い気持ちで行ったのですが、テジクッパが本当に美味しくて感動。SNSで話題だから、と適当にお店選びすると、お肉がしなっていたりスープが生臭かったりして失敗してしまうこともしばしばありますが、こちらは個人的に大満足なアタリ店舗でした! 行列ができていても、一人だとカウンター席に通してくれることがあるのであきらめないで」(編集Sさん)
【店舗情報】
ソウル特別市中区世宗大路21キル 53
서울특별시중구세종대로21길 53
教えてくれたのは…

スタイリスト
KOMAKi
雑誌、広告を中心にスタイリングを手がける。大の韓国ドラマ好き、韓国フリークとしても知られ『韓国ドラマ聖地巡礼 ドラマで見たあの名所を巡る』(徳間書店)を出版。

韓国在住コーディネーター・ライター
東山サリーさん
2016年から韓国カフェにどっぷりハマり、訪れたカフェは延べ1100軒を超える。韓国好きが高じてソウルへ移住し、韓国で会社員をしながら日々現地で情報収集をしている。韓国通としてTVや雑誌で活躍。著書に『韓国カフェ巡り in ソウル』『KOREA SENSE』(ワニブックス)、『本当は秘密にしたいソウルのおいしいもの巡り』(産業編集センター)がある。

フリーランスで映像編集を手がける。渡韓ペースはだいたい2カ月おき。

マスコミ勤務。これまでに88カ国に訪れた旅の達人。

BAILA編集部
編集S
BAILA創刊年に生まれた新入りエディター。きれいめフェミニン派なスタイルを目指すべく、BAILAで日々勉強中。ファッションや美容と同じくらいスポーツが好き。コーヒーと辛いモノを克服したい。
※掲載している情報は2025年3月1日時点の情報です。
取材・文/高田真莉絵