結婚相談所に向いている人の特徴について、婚活業界の第一線で活躍する結婚相談所マリーミー代表の植草美幸さんが教えてくれました!
結婚相談所は“恋愛”ではなく、“結婚”をしに来るところです!――from 話題の結婚相談所代表

近年、相談にいらっしゃる30代は男女ともに「恋愛と仕事の両立がしんどい」「効率よく結婚相手を探したい」という人がとても多い。実は、そういう人こそ結婚相談所に向いています。しかし、「結婚相談所に入れば頑張らなくても結婚できる」という考えは、大きな間違い。結婚相談所は、あくまで出会いや交際のサポートを提供する場。実際にお相手と対峙する本人の努力が必要不可欠です。
結婚相談所でうまくいく人に共通する意識であり、最も重要なのが、本気で結婚したい気持ち。さらに、結婚観や結婚相手に求める条件、結婚後の生活などを具体的にイメージできていると、お相手を選ぶ上での判断材料になり、成婚までの道のりがスムーズです。逆に、「話が合う」「一緒にいて楽しい」などを挙げる人は、迷って時間がかかりがち。フィーリングも大事だけど、条件が合わなければ、結婚生活はうまくいきません。結婚相談所は恋人を探す場所ではないと、きちんと理解して挑むことが大事です。
女性は若いほど婚活市場で需要があると思われがちですが、実はそうでもありません。いわゆるハイスペックと呼ばれる高年収・高学歴の男性ほど、バイラ読者の皆さんのように、きちんと仕事と向き合っている女性に惹かれます。しかし一方で、バリバリ働いて稼いでいる女性はプライドが高く、男性に話を合わせられなかったり、異なる意見を受け入れられなかったりする人が多いんです。結婚は自分が選ぶだけじゃなく、選ばれる立場にもあることを受け入れて、自分の言動をあらためる素直さを持って挑めば、きっと素敵な出会いに恵まれますよ!


結婚相談所マリーミー代表
植草美幸さん
恋愛・婚活アドバイザー。年間成婚率80%を超える、業界トップレベルの実績を誇る。近著は、『結局、女は「あざとい」が勝ち! 仕事もお金も恋愛も結婚も、すべてを勝ち取る最強ルール50』(清談社Publico)。
取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2025年5月号掲載