リアルNEOエグゼクティブが語る仕事服「その日の仕事に合わせてワンピースを選んでいます」【NEOエグゼスタイル】

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フィット&フレアシルエットが美しい万能ワンピース

バスト下からのタックが生み出す立体的なシルエットが印象的。光沢のあるブラックだからジュエリーしだいでさまざまなビジネスシーンで活躍。

ワンピース(店舗限定)¥385,000・手に持ったジャケット¥269,500・ベルト(参考商品)/アオイ(ファビアナフィリッピ) ピアス¥56,100・ネックレス¥132,000・ブレスレット¥82,500/ショールーム セッション(アサミフジカワ) 靴¥155,100/セルジオ ロッシ カスタマーサービス(セルジオ ロッシ)

ビジネスで着るワンピースは色、シルエット、素材で選ぶ

対談の出席者は、外資系金融会社のマネージングディレクターA子さんと、エレクトロニクス系企業のデザイン部門のシニアマネージャーM美さん。いずれもエクラ世代のNEOエグゼクティブだ。


A子 私は金融関係なので、周囲に多い男性のスーツ姿の中でも浮きすぎない装いが求められるんです。もちろんスーツも着ますが、きちんと感だけではなく、どこかに華やかさとか上品さが欲しいので、断然ワンピース派です。ふだんのビジネスシーンでは、色はネイビーやブラック、グレーなどのベーシックカラーで無地のものが多いですね。

M美 私の職場はファッションの自由度はかなり高いのですが、そんな中でも、一枚でおしゃれが完成する手軽さと、なにより着ていて楽なワンピースは大好きなのでよく着ています。色は黒が多いのですが、まっ黒の印象は私の仕事にはそぐわないので、さりげなく柄が入っていたりするものを選ぶことが多いです。

A子 色の印象は大切ですよね。ふだんはベーシックカラー派の私も、登壇シーンでは、顔が暗く見えないように淡い色を選ぶようにしています。

M美 ワンピースは、それ一着で印象が決まるから、その日の仕事の内容に合わせて着こなし方を変えられるのも魅力。きちんとした場面では上にジャケットをはおればスーツに匹敵する着こなしになりますし、夜からのパーティやディナーならアクセサリーを変えることで華やかさも演出できるのがいいですよね。

A子 私も、会食シーンなど近距離で相手とお会いするシーンでは、色はベーシックだったとしても、パールボタンがあしらわれていたり、すそがエレガントなフレアだったりと、さりげなく優美なアクセントがあるものを選ぶようにしています。

M美 そして、どんなシーンでも、上品な素材感は大切だと思います。

A子 そうですよね。あとはシルエットも。あまりにもボディコンシャスなものとか逆にふわっとしすぎているものは避けるようにしています。

対談参加者のおふたり。(右)金融関係のA子さんは、袖口のパールボタンとすそのシルエットがエレガントなネイビーのワンピースで上品に。(左)デザイン関係のM美さんは、こまかな模様に白のラインが映えるマメクロゴウチのワンピース。足もとはタビブーツでスタイリッシュに

●NEOエグゼスタイルとは?
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撮影/渡辺謙太郎 山下みどり(対談) ヘア&メイク/野田智子 スタイリスト/池田奈加子 モデル/ゆうき 取材・原文/大野智子 ※エクラ2025年5月号掲載
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