東京⇄富山の2拠点生活を送る“万博取材ライター”の【岩井なな】です♡
大阪・関西万博の開幕日と2日目に行ってきました!
2025年4月13日(日)に開幕した大阪・関西万博(EXPO 2025)。大阪メトロ中央線「夢洲(ゆめしま)駅」からすぐの会場は広さが約155ha、展示館であるパビリオンの数は180以上と超大規模なイベントに潜入してきました!
今回は、1938年2月23日に、現在のブルガン油田となる巨大油田を掘り当てた石油国である【クウェートパビリオン】での体験をご紹介します。
先見の明かりを表現した印象的な建築【クウェートパビリオン】

クウェートパビリオンは、2枚の翼が大きく広がるような印象的な建築が特徴です。エレガントでダイナミックなそのデザインは、クウェートが地域において果たす「進歩の光」や「エンパワーメント」の象徴として、寛容性と受容の精神を表現しているそう。夜にはライトアップされ、幻想的で美しい姿を浮かび上がらせます。

予約してうかがったのですが、予約者もそうじゃない人も関係ない列で入場しました。平日の午後に訪れたところ、待ち時間は20分程度でした。


入場列に並んでいると、パビリオンの外壁にはクウェートの民族衣装をモチーフにした顔はめパネルがいくつか設置されていて、待ち時間のあいだにも楽しくクウェートの世界観を体験することができました!
現地の砂が触れる!遊び心いっぱいの展示

クウェートパビリオンでは、ロボットのキャラクターたちが来場者を案内してくれました。はじめに、日本語音声付きの映像で、クウェートの発展や歴史についてわかりやすく紹介されます。

展示室に入ると、現地の砂に触れられる体験コーナーが登場します。砂の上で光っている場所をそっと掘り進めていくと、何かが見つかるかも。


クウェートに生息する生き物やコーヒー豆や真珠、デーツなど特産品を紹介する展示はどれも楽しく学べる内容で、お子様連れにもおすすめ。歴史や革新、個人的なストーリーを通して、クウェートの過去・現在・未来を多角的に体感できます。



展示室内には滑り台も設置されていました。身長制限はあるものの、基本的には子どもから大人まで楽しむことができます。急な傾斜を滑り降りたその先には、もしかするとクウェートの未来が待っているかもしれません。


ドレープのかかった美しい布に囲まれた空間は、心が落ち着きます。次の展示室へは、ある程度まとまった人数がそろってから案内されるため、そのタイミングまで少し休憩しながら待ちました。

最後の展示室では、砂漠を模した突起の上に来場者が寝転び、まるでプラネタリウムのような空を見上げながら映像を鑑賞します。これまでの展示を振り返りつつ、クウェートの未来を見据えるような内容で、インスピレーションをもらえました。


遊び心のある体験型展示で国の世界観を表現し、歴史を学び未来を想像できるクウェートパビリオンにぜひ足を運んでみてください。
大阪•関西万博2025(EXPO 2025)注目のパビリオン&万博グルメまとめ
大阪•関西万博の注目パビリオン&万博グルメを順次ご紹介していきます。こちらもあわせてご覧いただき、思い出づくりの参考にしていただけると嬉しいです♡