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家族のもとへ、あなたを帰す: 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明 単行本 – 2012/8/22

5つ星のうち4.6 7個の評価

東日本大震災が1年経った時点で約1万6000人にのぼる犠牲者が身元を確認されている。
膨大な数の犠牲者が名前を取り戻し、家族のもとへ帰ることができたという事実の裏側には、
さまざまな立場の歯科医師たちによる献身的な身元確認作業があった。
遺体安置所での苦闘、津波によるカルテ流出の混乱、いまなお続けられている照合作業、そして身元究明システムの問題点……
歯科医師たちの生々しい証言によって明かされる「3・11 身元究明」を記録したノンフィクション。

商品の説明

著者について

ジャーナリスト・ノンフィクション作家。交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演、テレビ出演等を行う。2004年からは死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ WAVE出版 (2012/8/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/8/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 223ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4872905849
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4872905847
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 2 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.6 7個の評価

著者について

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柳原 三佳
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ノンフィクション作家。交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演、テレビ、ラジオ出演等を行う。「週刊朝日」(朝日新聞社)などに連載した告発ルポをきっかけに自賠責制度の大改定につながった。 死因究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じてきた。

 

主な著書に、

「泥だらけのカルテ ~家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見たものは」(講談社) 

「柴犬マイちゃんへの手紙 ~無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語~」(講談社) 「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」(講談社)

「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明」(WAVE出版)

「遺品 あなたを失った代わりに」(晶文社)

「自動車保険の落とし穴」(朝日新聞出版)

「これでいいのか自動車保険」(朝日新聞社)

「死因究明~葬られた真実」(講談社)

「焼かれる前に語れ」(共著・WAVE出版)

「交通事故被害者は二度泣かされる」(リベルタ出版)

「交通事故鑑定人 鑑定歴50年駒沢幹也の事件ファイル」(角川書店)

「裁判官を信じるな」(宝島社)

「交通事故のウソ」(宝島社)

「痕跡は訴える」(情報センター出版局)

「自賠責保険請求ガイド」(情報センター出版局)

「交通事故 そのときどうする」(オーエス出版)

「不動産絶望未来 次なる震災対策編」(東洋経済新報社)など多数。

「巻子の言霊 愛と命を紡いだある夫婦の物語」(講談社)は2012年、NHK「まばたきで愛しています 巻子の言霊」というタイトルでドキュメンタリードラマ化。

「示談交渉人裏ファイル」(角川書店)は、TBS月曜ミステリー劇場「示談交渉人・ 甚内たま子裏ファイル」シリーズの原作に。

趣味は書道、料理、古道具集め。剣道二段。趣味が高じて自宅の裏庭に古民家(長屋門)を移築。

●公式WEBサイト http://www.mika-y.com

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
7グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2012年12月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    我が家で購読している地元紙には、今も震災行方不明者で身元確認された方のお名前が載せられております。
    大切な家族を失う悲惨さはわかるつもりですが、中でも遺体が戻らない家族はさらに辛い現実だと思っておりましたので、記事を見ては少しほっとすることもあります。
    ただ、どんな方法で確認されたのかは勿論わかりませんし、その事について深く考えたことはありませんでした。
    『家族のもとへ、あなたを帰す』を読ませていただき、歯科医師達の想像を絶する並々ならぬご尽力があったことを初めて知りました。
    私には想像すら出来ないことでした。
    歯科カルテや情報データなどの重要性も初めて知りました。
    それにしても日航機の墜落から学ぶことはたくさんあったのに、法整備などほとんど進んでいなかった、教訓が活かされていないのは残念に思いました。
    「死者の人権」「いのちの尊厳」が守られていないと感じる社会ですが、使命感を持って必死に作業に当たられた歯科医師達がいたと知り、本当にすごいことだと、そして当事者でなくても感謝の気持ちでいっぱいになりました。
    取材も本当にご苦労様でした。大変なご努力があったと思います。
    歯科医師達の行動や柳原さんが伝えたかった事が活かされなければならないと強く思いました。
    多くの人々にも広く知って欲しいと思いますし、何よりも国は迅速に本当にしっかりと対応して欲しいと思いました。
    貴重なご本を読ませていただきありがとうございました。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年2月14日に日本でレビュー済み
    東日本大震災の犠牲者の身元究明に献身された歯科医師たちの証言記録が書かれています。
    この本のキーワードの「歯」は、娘の事件のキーワードの一つであったことからも、興味深く、でもとても切なく涙を流しながら何日も時間をかけて読みました。
    「歯科法医学者」、以前から、その存在を知っていたならば、娘の死因究明は確たるものとなり事件の真実が明確になったでしょう。
    娘が現場に遺した1本の歯から、私たち家族の闘いが始まったのですから・・・。

    今回の震災でこのような事があったことを、どれだけの人が知っているだろうか・・・
    そして、歯科所見が個人識別にどれほど有効なのかを考えた事があっただろうか・・・。
    ニュースやドラマで「歯型が一致しました」と言っているのを聞いたことはあるけれど・・・という人がほとんどでしょう。
    もしくは日航ジャンボ墜落事故に詳しい人とか、火災や遺体損傷が激しい事故・事件で家族を失った人でしょう。
    もっと歯科法医学が世間に広く認知されるべきで、とても重要な役割を担っているのだということが、この本を読めば必ずわかるはずです。

    今回、多くの犠牲者を出した東日本大震災で、個人識別に絶対必要だと多くの歯科医師が活動し、重要な役割を果たしてくれていたのです。
    設備の不足、腐敗や損傷が進んだ過酷な身元確認を行なってくれたおかげで、家族のもとへ帰れた人、名前を取り戻した人が多くいたのだと知ることもできました。

    でも、「家族のもとへ帰したい」との作業を進める中で出てきた「死体損壊罪」の問題・・・
    原発事故による放射能の問題。
    そんな様々な問題を抱えながらも、多くの犠牲者が「人が人であった証と、人間の尊厳の回復」(抜粋)ができ、多くの遺族が救われたんですね。

    歯科医師たちの身元究明活動、
    未だ行方不明者約3000人・・・震災はまだまだ続いている。
    愛する人の帰りを待ち続ける家族を思い死者の人権を守ってくれている人たちの事を知ってほしいと心から思っています。

    いまもまだ、家族の帰りを待ち続けている人がいます。 1日でも早く、家族のもとへ帰れますように・・・
    皆さんにぜひ、読んでほしい本です。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2012年9月18日に日本でレビュー済み
    警察庁の発表によれば、死者1万5870名、行方不明者2814名に上った東日本大震災。
    現在でも身元未確認の200体以上の遺体が、引き取り手を待っている。
    損傷した遺体の場合、身内でも特定が難しいケースもあるという。このような状況下で、身元の決め手となるのが”歯“である。
    本書は、各地から手弁当で被災地に赴き、遺体の身元確認作業にあたった歯科医たちのノンフィクション証言集である。
    被災地における混乱と無秩序のなかで黙々と遺体の歯型をチョックしてゆく彼等の言葉は重く生々しい。
    水素爆発を起こした福島第1原発の周辺は高濃度の放射性物質に囲まれながらも、正確な情報がないままに、被曝をわずかでも少なくするために原発からの距離を考慮して歯科医たちは年齢順に担当地区を決めたという。詳細は読んで彼らの証言を読んでほしいと思います。
    ”医師“には認められているが、”歯科医師“には検視関連法規によって、歯を調べるために遺体の口を切開できない・・・歯科医師からは”死体損壊罪“に問われる不安の声も出たという。
    最後に我々に対する歯科医師の示唆は「生前の歯科カルテ、レントゲン写真の保存などのデータベース化」である。生前のデータがあってこそ万一の場合の照合が可能となるからである。
    この当たり前のことができていないのが日本の現状であり、このほかにも必要な事々が殆どなされていないことも知っておく必要があろう。
    本著などのように、大震災においては多分野にわたる多くの方々に支えられた事を忘れてはならない。
    お薦め!
    11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2014年8月12日に日本でレビュー済み
    途中涙しながら一気に読み終えました。
    身元確認をするためにリスクを省みず尽力された歯医者さん達が本当に素晴らしかった。
    「歯による身元確認」の取り組みの中に、丁度30年目を迎える日航機事故→阪神大震災→東日本大震災と関わっている方もいると知って大変驚き、過去の教訓が国として生かされていないことが情けなくなりました。
    一方で携わった人たちの繋がりと思いで進めた何千人もの「身元確認」だったのだと感動し、繋がりが大切なものだと改めて感じられた一冊にもなりました。
    「歯による身元確認」システム、本当に実現できることを願っています。
    わたしも出来ることがあったらお手伝いしたいと思いました。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2013年2月18日に日本でレビュー済み
    今 読んでいます. 良い本です.歯科医師が頑張って 大震災でやく2万名のなくなったご遺体の 身元究明した記録です.いかに 先進国の中で 日本は 身元究明のシステムが遅れているか.予算をつけてこなかったか. システムとして構築してこなかったか. 法的な責任のない、今責任感のある歯科医師の善意のもとで行われてきたか.震災がなくても、毎年 身元不明の死体が千体以上あり、今現在 2万名の身元不明の遺体が 保管ができず毎年少しずつ処理されている. 今まで放置してきた行政です.歯科の身元確認のシステムの構築を.宮城一万8千人、岩手6千人、福島千八百人のご遺体.
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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