ブレーブス戦の9回、サヨナラ本塁打を放ち、水をかけられて生還するドジャース・大谷=ロサンゼルス(ロイター)
ギャラリーページで見るドジャース6x-5ブレーブス(2日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・DH」でフル出場し、同点の九回に中越えにメジャー2本目のサヨナラ本塁打となる3号ソロを放つなど5打数3安打、1打点1得点の活躍だった。開幕から8戦連続の出塁と得点をマークして、打率は・333。ドジャースは5点差を逆転し、本拠地がロサンゼルスに移転した1958年以降で球団記録を更新する開幕8連勝を飾った。一方のブレーブスは7連敗を喫した。
昨季のナ・リーグMVP獲得を記念したボブルヘッド(首振り)人形が先着4万人に配布された一戦で、大谷が地元ファンの期待にサヨナラアーチで応えた。
ブレーブス戦の9回、サヨナラ本塁打を放ち、塁を回るドジャース・大谷=ロサンゼルス(ロイター)0-5から八回に追いつき、押せ押せムードの中、九回1死で打席に入った大谷。抑え右腕イグレシアスが投じた初球の外角チェンジアップを仕留めた。シャープに振り抜いた打球が中堅スタンドに突き刺さると、スタジアムは大熱狂に包まれた。選手のパフォーマンスを映像で解析する「スタットキャスト」によると、飛距離は399フィート(約121・6メートル)、打球速度は102・5マイル(約165キロ)を計測。大谷は右拳を何度も振り上げながら、ダイヤモンドを一周。生還すると、ナインから水をかけられるなど手荒い祝福を受け、笑みがはじけた。
大谷はサヨナラ本塁打に「甘い球を打ちたいなと思っていたが、観客から『ボブルヘッドデーなんだからホームラン打てよ』と言われたので、打てて良かった」と喜び、「これだけ多くのファンに集まってもらって、素晴らしいゲームを見てもらって、選手冥利に尽きる」と充実感に浸った。
2点を先制され、一回先頭の打席に入った大谷。地元ファンから「MVP!」コールが沸き起こったが、メジャー4年目の先発右腕エルダーに2球で追い込まれ、4球目の外角低めに沈むチェンジアップに体勢を崩され、一ゴロだった。
二回に6番エドマンの4号2ランで2-5と追い上げて、三回1死で回った大谷の第2打席。カウント2-2から真ん中付近の甘いスライダーを仕留めきれず、高々と打ち上げて浅い右飛だった。
四回に4番コンフォートの1号ソロで3-5と詰め寄り、五回無死一塁で回った大谷の第3打席。2番手で登板した右腕デロスサントスと対戦し、カウント2-2から94・6マイル(約152キロ)の外角直球をライナーで右前にはじき返し、一、三塁と好機を広げた。ただ、続く2番ベッツの投直で三走パヘスが戻りきれずに併殺となり、2死一塁。一走大谷は、3番のT・ヘルナンデスの打席でデロスサントスのけん制悪送球により二進したが、T・ヘルナンデスが空振り三振。ド軍はチャンスをつぶし、同点に追いつくことができなかった。
2点ビハインドの七回2死で回った第4打席は、前夜にも対戦した4番手の左腕リーと再戦。カウント1-1から内角高めのボール気味の93・7マイル(約151キロ)直球に詰まらされたが、しぶとく左前に落とした。リーは降板し、右腕ヘルナンデスが5番手で登板したが、ベッツが右飛に倒れ、大谷は残塁となった。