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そして扉が閉ざされた
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そして扉が閉ざされたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 1~20 1/5ページ
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※微妙にネタバレあり 他のレビューでもちらほら見かけますが、登場人物に好感が持てないというのは同感です。と言っても明らかな性悪は被害者の咲子くらいで、他はそれほどでもないのですが、よくいる未熟な若者たちの嫌な面を見せられているような感じです。 事件の真相についても正直、肩透かしでした。咲子が亡くなった場面の描写の仕方がいかにも意味ありげだったので「あ、ここで死んだんだな」と分かってしまいましたし、その後のトリックというか隠蔽工作というか誤解というかもよくあるパターンで、何から何まで予想通りでした。 あまりにも序盤で話の流れが予想できてしまい、タネが分かった手品を見せられている気分で読み進め、でもひょっとしたら意外な結末があるんじゃないかと期待する心もあり、しかして結局、何もなかった。 そんな作品でした。 | ||||
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登場人物にまったく共感できるところがなく、この人たちがどうなっても別にいいや、と思ってしまい、なかなか展開しない話が苦痛でした。 | ||||
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するする読めて面白いです。 始めから予想してた結末になってしまったこととセリフ中心で進むことが少し残念でした。 | ||||
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外界から閉ざされた核シェルターの中で真相を究明するミステリ。舞台の設定が最高すぎます。 核シェルターの様子が詳細に描かれるのですが、まるで映画のセットのような非現実的な空間がたまりません。CUBEみたいな。 ただ主人公のキャラが鼻持ちならなく(時代ですかね…?)、そのキャラの恋人や新恋人にも「見る目ないなぁ」としか思えなかった。キャラが没個性だからこそこの舞台が活きるのかもしれませんが… | ||||
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岡嶋二人は好きな作家。この作品は、監禁された4人が話し合って真実を解明していくという 本格推理ものです。論理的な綻びはなさそうですが、解明された真実に納得性が不足している ように感じました。監禁された状況と事件当日の状況を並行して展開させる手法が、果たして 正解だったのか疑問です。結局どんな事件が起きたのかを知るまでに100頁もかけているので 少しイライラさせられました。終わり方はそれなりに上手く収まっていると思います。 | ||||
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★★★★★ | ||||
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小説によくある主役のハードボイルドでモテてキザな野郎 | ||||
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主人公的立ち位置の人物の人間性がよろしくない。 ストーリーはいいのだが、あまりかかわりたくないような人間でストーリーが展開されるのが残念。 | ||||
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咲子の別荘に集まった5人の男女。男女間のいざこざで、自殺したと思われた咲子。3か月後、咲子の母親の雅代に招かれ、睡眠薬を飲まされて、密室に閉じ込められた4人。事故当時の写真と「お前たちが殺した」という赤いペンキの文字とともに。3か月前の出来事と、密室から脱走を図ろうとする4人の姿が交互に描かれる。4人が事件を振り返り、自殺ではなく、他殺ではないかという疑いが持ち上がり、お互いに疑心暗鬼にかられ、密室に閉じ込められた人間たちによる心理劇へと。 事件当時の5人の足取り、アルファロメオの目撃情報、アイスピックやイヤリングの存在を絡めて、誰が咲子を殺すことができたのか、車を崖下に転落させることができたのかという謎解きは面白い。 真相は読者には予測しがたいものだが、真相を知ると登場人物の発言が伏線になっていることがわかり、なかなかの佳作と言えるだろう。 | ||||
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一人の女性が殺されたらしい。それに関与した4人の男女が、 その女性の母親に核シェルタ-に閉じ込められてしまう。 そして、そのスト-リ-をロジカルに暴いていく。 さまざまな手法でつきつめていく。 「考えすぎて」「ロジカル」。 極限におかれた人間が、意外にワキアイアイと楽しんでいるところに 緊迫感がない。 | ||||
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30年前の作品だと考えるとまぁ納得なんですが、言葉遣いや恋愛関係のいざこざなど全体的に古臭さが感じられる。比較的コンパクトにまとまっていて読みやすいけど2時間サスペンスドラマ風の脚本を読んでるかの様だった。全体を通して状況背景の描写があまり上手くない印象を受けた。肝心の咲子が死んだ時の描写が乏しくて中々想像し難いし、車の仕掛けにしてもそれこそギアの位置、シートの位置で警察が気づいてもよさそうなもの。最後のオチもなんだかなぁ〜…そもそも咲子のおばさんが一人であの状況を全部手配するにはどう考えても無理だろうと。 | ||||
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少しだけネタバレ 登場人物の性格(特に主人公)が酷すぎて読み進めるのが非常に辛い小説だった。 こんな奴らとは絶対に友達になりたくない。 しかし推理部分はかなり本格的でトリックも落ちもなるほどと思わせられるものでした。 楽しい小説ではありませんでしたが、傑作ではあったので星5つです。 | ||||
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シェルターのような場所に被害者の母親によって閉じ込められた4人が事件の犯人探しの謎解きをするあまり見慣れないミステリーです。 単調すぎてちょっと物足りなく読了! | ||||
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毛利雄一は家庭用の核シェルターの内部で目を覚ます。そのシェルターの内部には、他に三人の友人がいた。誰も何故、自分たちがここにいるのか判らない。トイレには赤いペンキで書かれた「お前たちが殺した」の文字と毛利の元彼女であった三田咲子の写真。三か月前に海辺の崖上に愛車のアルファロメオを目撃されたのを最後に、咲子は海から遺体で発見されたのだ。シェルターの中で四人は事件の真相について議論を始める......。 と共に、岡嶋二人の「後期三傑作」と称されることの多い本書。何よりも特筆しなければならないのはその論理性の高さであると言えるでしょう。 本書が巧妙なのは、登場人物を核シェルターという言わば究極の密室の中に閉じ込めることにより、犯人と事件状況を純粋な推理のみで解明しなければならない必然性を生み出した点です。事実、本書で展開される推理の論理性・緻密性は非常に高度なもので、本格ミステリ愛好家を唸らせるものに仕上がっています。 また、「核シェルターに閉じ込められる」という状況設定により、そこからの脱出という緊迫したサスペンス要素が必然的に発生することが、安楽椅子探偵を主題にしたことで懸念される展開の淡白さを払拭しているのが、何とも上手いところです。 さらに、本書の最後に待ち受けている読者を驚愕させるある一仕掛けが、ただの仕掛けで終わることなくなんとももの哀しいラストへ繋がっていることも見逃せません。岡嶋二人のミステリ史に残る傑作です。 | ||||
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途中でオチがわかっちゃうし、クドいし残念だった。 クラインの壺はそこそこ面白かったのに。 | ||||
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実質たった4人だけの登場人物でフーダニットをやるってこと自体がすごいと思います。細かい疑問点もいくつかありましたが、全体的には楽しめました。あと、無性にカロリーメイトが食べたくなります。真相は意外ですが、結末にはもう一捻り欲しかったかな。 | ||||
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閉じ込められた核シェルターの中で、互いを疑いながら犯人を推理するという設定は面白かったです。 ただ、登場人物全員に少しも好感が持てません。 特に、事件が起こるきっかけとなった3人(うち1人は被害者)が酷過ぎる。 最後はなんとなく同情を誘うような展開でしたが、かえって白けました。 最後の行動といい、幾ら何でも身勝手な恋愛脳すぎて、読んでいてイライラするばかりでした。 | ||||
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ネタバレなしです。 男女四人が突然閉じ込められます。 その描写がもう閉塞感半端なく、想像しながら読むと 息苦しさを感じるくらい。 とにかく先が気になり一気に読んでしまいました。 密室系に分類されるのでしょうが、興味を持たれたら 是非手にとっていただきたい作品です。 | ||||
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社会情勢を反映している訳ではない。 密室に閉じ込められた若者4人。 そのうち誰かが犯人。 典型的な、いかにもありそうな推理小説なのだ。 が、しかし、これが面白い。 「謎解き」のプロットがこの上なくレベルが高いんだろうな。 | ||||
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密室で目が覚めた4人の男女は数ヶ月前の仲間の死亡について真相を探り始める. 監禁の目的と,過去の事件の真相とは? 「Cube」を思わせる密室の謎と目的,行ったり来たりする探りあいの緊張感が相まって, 独特の雰囲気を作り上げている. 極めて閉鎖的な空間とわずか6人だけの登場人物. これだけの手札で,これだけのストーリーを作り出せる構想力がすばらしい. 一方で,この真相は,当時としては意外性があったかもしれないが, 現在の感覚で読むとやや拍子抜け感が感じられる. バブルの時期ならこのようなシェルターはけして非現実的ではなかったかもしれないが, 今の日本ではこれだけの大掛かりの仕掛けから始まるストーリーなら, それに見合った緻密な真相を期待してしまうということかもしれない. | ||||
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