カワサキモータースジャパンは、電動バイク『Ninja e-1』と『Z e-1』を3月1日に発売する。価格は106万7000円から。原付2種クラスで400ccサイズの車体をもつという“いいとどり”なカワサキ初の電動バイクにSNSではさまざまなコメントが寄せられている。
『Ninja e-1』と『Z e-1』は、原付2種クラス(定格出力0.98kW)ながら、400ccクラスに匹敵する車体サイズを採用。最高出力は12ps、最大トルクは40Nmを実現。電動モーターならではの大トルクと素早いレスポンスが静かでスムーズな走行を実現する。
走行モードは「ROAD」と「ECO」に加え、一時的な加速を得られる「e-boost」機能を搭載。駐輪や狭いスペースでの操作を助ける「ウォークモード」も備わっている。リチウムイオンバッテリーパックを2個使用し、取り外して充電できるため利便性も高い。日常使いに適しながら、ライダーに操る喜びを提供する設計が特徴だ。1充電あたりの走行距離は『Ninja e-1』が55km、『Z e-1』が53km(いずれもROADモード、60km/h定地走行値、1名乗車時)。

『Ninja e-1』はフルカウリングのスポーティなデザインが特徴で、優れた重量バランスと軽快なハンドリングを実現。一方、『Z e-1』はストリートモデルらしい躍動感あるスタイリングを採用された外観が目を引く。バッテリーは最大2個取り外し可能で専用充電器やアダプター(いずれも別売)で充電できる。これにより自宅やオフィスでの充電も容易だ。カワサキの「操る歓び」を次世代の電動バイクで体感できるモデルとなっている。
X(旧Twitter)では、55kmまたは53kmという航続距離について「遠出ツーリングには使えないか…」「面白そうだけど航続距離50kmじゃ」「町を一周する程度の足としていいかも」とのコメント。コミューター以外での利用は難しいという声が多い。
また「このスタイルでクラッチないのが新鮮w」「電気特有のトルク感楽しい~」と実際に試乗したユーザーによる貴重なコメントも見られた。その他の意見としては、「400ccクラスに匹敵か」「原付二種に分類されるからこのスペックなのね」などが見られた。
このほかには、東京ではEV補助金58万円の対象になるという情報から「補助金で約半額と考えるとかなりお得かも」などのコメントも見られた。
