元衆院議員でタレントの宮崎謙介(43)と、妻で元衆院院議員の金子恵美氏(46)が8日放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)に夫婦で出演した。

 宮崎氏は2015年に金子氏と結婚し、育メン議員として注目を集めたが、翌年に不倫が報じられて議員辞職。現在は情報番組等で活躍している。

 この日は「不倫した著名人といえば」というテーマで議論。宮崎氏が不倫で報じられた時、国会の衆院本会議後に報道陣の取材に応じる予定だったが、走って逃げた過去VTRが放送された。

 当時、なぜ逃げたのかと聞かれた宮崎は「あれは本会議場出たら『この度は私の不徳の致すところでお騒がせをいたしまして、誠に申し訳ございません。これからは襟を正して政治活動に精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします』って文を読み上げて、一礼して行くってのが決まってたんです。それを暗記してたんです」と説明。

 ところが、会議場を出る直前に国会対策委員会の関係者からの指示がメモで届いたという。

「そしたら国対筋(国会対策委員会)から『今日、それなしだから』となって。僕、3回確認したんです。『ウソだろ。俺、今日謝罪するんじゃなかったの』って確認したら『間違いないから、お前は走って車に逃げるんだ』って」。

 宮崎は、指示を出した関係者の思惑について「早くこいつ(宮崎)を追い出したかったというのも含めて。あと裏の派閥間争いとかもあって」と推察。

 続けて「走って逃げるつもりはなかったけど、指示通りにやったら、その翌日が2月11日で祝日だったんです。祝日の平日ってワイドショーあるでしょ。朝から晩まで僕の走ってるやつがダーって流れて。もうこれ大変な炎上になっちゃって。その翌日に謝罪会見の辞職です」と事の顛末を明かした。

 不倫で印象に残っている著名人として宮崎は4位にランキングされていた。

 それを見た金子は「この8年間で情報の上書きというか、イメージの上塗りができて良かったね」とフォローしていた。