こんなことを言えてしまう人達に対して何も言えずヘラヘラと愛想笑いを浮かべてるような人のことを応援してきたことを恥ずかしく思います。
女性でありながら党首として前線に立ち続けるその姿、年齢を感じさせないエネルギッシュな様子に励まされてきました。
昔の福島瑞穂は本当に格好良かった。
でも今はもうあの人も旬を過ぎてしまったんだなと残念に思います。
他人の体の作りを揶揄して「ウンコしか産めない」と声高に叫ぶような人を目の前に何も言えないでいる姿は、私の応援したかった福島瑞穂ではありません。
馬鹿みたいなことを言う相手がいたら若造だろうが先輩だろうがガツンと一発正論で叱ってくれる勇敢な女性だと信じておりました……。
今の彼女はいわゆるフェミニストと自称する人達を票田とすることで頭が一杯で、ただただそういった愚かな人間に対してさえ何も言えなくなっているのが本当に悔しい。
悔しいんですよ。女性という弱い立場を押して闘い続けた果てに、清濁併せ呑むとでも言うような態度でもって卑怯で愚かな人達相手に薄ら笑みを浮かべて黙りすることを彼女が選ぶようになったのが。
でもこれも勝手に期待した私の自己中心的な願望なんでしょうね。
私がずっと応援してきた女性政治家が、閉経したウンコしか産めない女の悲しみを救ってくれるヒーローとして振る舞って欲しいという幼稚な他力本願。
いい年こいたおばあちゃんなんだから、そんなのはもう卒業しなきゃ。
福島瑞穂さんを応援することを辞めると言いましたが、それについてこんな簡単に決めるのは違いますよね。
それまでには私の頭も冷えていることでしょう。気持ちは冷えたままかも知れませんが、それぐらいの方が政治参加には丁度いいですよね。