2025-02-10

エッセイ

朝、ぼんやり台所に立ちながら、水筒お茶を注ぐ。毎日使うものから特に意識はしないけれど、水筒があるおかげで外出先でも温かいお茶が飲めるのはありがたい。

そう思いながら、ふとテーブルの上を見ると、おかめ納豆のパックが置いてあった。スーパー何気なく買ったものだけど、納豆は昔から変わらないパッケージのものが多い。変わらないものそばにあると、なぜか安心する。

変わらないものもあれば、変わるものもある。例えばゲーム機子どものころはファミコンスーパーファミコンが主流だったけれど、今はNintendo Switchがすっかり定着した。外でも遊べるし、テレビもつなげるし、便利な時代になったなと思う。

でも、どんなに技術進化しても、ゲームの中で「猫になりたい」なんて願望が消えないのは面白い。実際に「猫になっちゃった」みたいなゲームや歌が出てくるのを見ると、人間はどこかで猫の気ままさに憧れているんだろう。

猫といえば、木漏れ日の中で気持ちよさそうに寝ている猫を見ると、こちらまでのんびりした気分になる。そういう瞬間を大切にしたいと思いながらも、気づけばバタバタとした日々に追われる。だからこそ、「お休みいただきます」と言える時間を持つことは、すごく大事だ。たまには雪見だいふくでも食べながら、ゆっくりしたいものだ。

最近、友人と「所さんの最盛期っていつだったんだろう?」という話をした。彼は昔からテレビに出続けているけれど、特にいつがピークだったかと考えると、なかなか難しい。結局、「ずっとマイペース活躍してるのがすごいよね」という結論に落ち着いた。そういう生き方もいいなと思う。

日常の中には、意識しなければ流れていってしまものがたくさんある。でも、ちょっと立ち止まって考えてみると、案外面白い発見があるものだ。

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