■英語にまつわる雑多な小ネタ

• dad jokesはそのまま親父ギャグ。くだらないギャグを日本語でも英語でも韓国語でもロシア語でもフランス語でも親父ギャグというらしい。
• goose bumpsはそのまま鳥肌(ガチョウ肌)

• warningの発音はカタカナで表すならばウォーニング。warningをワーニングと発音する人はwarをワーと発音するべき。子音がwのときは母音の発音が変わるというルールがあるのである。

• can, will, shouldのような助動詞は表現の幅を広げるが、used toとかmanage toとかbe supposed toなども助動詞ではないがとてもよく使われる。助動詞みたいに使い方を覚えてしまうといい。

• 複数の形容詞を一緒に使うときには順序が決まっている。
  • It’s a great old big round white Korean plastic cup. 「これはすばらしくて古く丸くて白い韓国製のプラスチックカップです」が正しい順番であり、ネイティブスピーカーはパーツを与えれば正しく並び替えできるらしい。

• コンビニエンスストアをコンビニと略して呼ぶのはストア情報が抜けているから不適切な略語だと言われることがあるが、電子レンジ(microwave oven)は英語でmicrowaveとよく呼ばれる。電子レンジを電子と略しているようなものなのでこれも結構変。

• アメリカの若者は「文字通り」という意味の言葉 literally をやたらよく使う。日本語を喋れる英語ネイティブスピーカーが「文字通り」と言っているのを聞いたことがあるがこれは脳内直訳だろう。

• レベリングっていかにも和製英語っぽいから使わんとこと思ってたが普通に英語でも通じる

• 痔のことを英語ではhemorrhoidという。日本語では1音節なのに英語だと3音節なのがちょっとおもしろい。

• 原子という意味のatomはギリシア語で分解不可能なもの。個人という意味のindividualも英語で分解不可能なもの
  • 類似も面白いが不可分性で個人を特徴付けるのがかっこいい

• iPhoneの言語設定を英語にすると英語接触機会を増やせる。Youtubeアプリの機能がちょっと追加されたりもする。アプリごとに言語が設定できるので中途半端な英語対応のアプリは日本語に戻すと良い。

• smile(微笑む)、giggle(くすくす笑う)、laugh(声を上げて笑う)、grin(ニヤニヤ笑う)は全部「笑う」を意味するがそれぞれ異なる単語である。日本語は新たな単語を発明せずオノマトペや副詞などを駆使して概念を表現しがちな感じがする。zebraもシマウマと名付けるのも似たノリ。

• demonとdevilの違い
  • demonはモブ悪魔、devilはサタンなどの唯一の悪魔
  • devilの語源はギリシア語のdiabolos
  • イタリア語のdiavoloも同じ語源で同じく悪魔のことを表す
  • ジョジョのディアボロもピザのディアボロも同じ言葉

• 「ぐずる」 は英語で grizzle でありちょっと音が似ている
  • グリズリーはぐずる熊ではなく灰色の熊

• 英語版のMOTHER2ではタコ消しマシンが鉛筆消しマシンになっている

• ライブアライブ英語版だとレイが最初から老師のこと老師（shifu）と呼んでるからラストシーンのカタルシスが表現し切れない

• 漸化式は英語だとrecursion formula。再帰式って訳しておいてほしかった

• People on the train were looking at their phones(電車内の人々はスマホを眺めていた) は正しい英文だが単数形のtheir phoneとしてもよい。主語が複数なのでphoneも複数あるという意味で複数形でOKだが、1人あたりひとつのphoneだから単数でもよいということ
  • 一方、 Those guys brought their wife to the new continent(彼らは妻を連れて新大陸に向かった) は共有の妻を連れて行ったみたいで変らしいから複数形でtheir wivesにするべきらしい
  • 目的語は複数にした方が安全かもしれない

Permalink | 記事への反応(8) | 14:43

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