シニア・介護・終活・相続の記事一覧
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絵画愛好家のコミュニティーを主宰し、生きがいにつなげてもらおうと唯一無二の作品を展示するグループ展の企画を20年以上続ける。84歳。 60歳で日本海事検定協会を退職した後、人生に彩りを取り入れようと絵
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高齢者の中には病院での診察や治療が必要であるにもかかわらず、「経済的に苦しくて病院に行けない」という方がいらっしゃいます。もし、そのような状況で困っているなら、「無料低額診療」の対象施設となっている病
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問私の母は車いすを使用しています。先日、買い物で利用したお店の駐車場で、「静岡県ゆずりあい駐車場」という看板を見かけました。どのような制度でしょうか。また、利用するにはどのような手続きが必要でしょうか
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NPO法人「驚かせないマジックショー」の副理事長を務める大学生マジシャン。地元の島田市神座を「オレンジストリート」と命名し、認知症にやさしいまちづくりに取り組む。聖隷クリストファー大2年。20歳。 ―
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初めまして。私は北海道・十勝で働く家庭医です。今回は気候変動が人々のメンタルヘルス(心の健康)に与える影響についてお話ししたいと思います。 気候変動の報道やSNS投稿で将来への不安を感じたことがありま
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「高齢者施設が地域に溶け込む街づくり」を掲げた試み。賛同企業と連携し、開かれた施設と魅力ある業界を目指す。須山建設グループのバイ・スティックケアサービス(浜松市中央区)が運営する施設の統括責任者。43
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厚生労働省の有識者検討会は7日、介護業界の人手不足が深刻化する2040年を見据え、介護サービスの維持策を盛り込んだ報告書案をまとめた。過疎地では職員の配置基準を緩和し、都市部ではセンサーなど情報通信技
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伊豆の国市の韮山地域包括支援センターはこのほど、アフリカの芸術作品を使った対話型鑑賞会を同市の韮山福祉・保健センターで開いた。市民ら約20人がアフリカンアートに接しながら自由に意見を交わした。 同支援
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バスはこないけれど、「バス停」で気持ちを落ち着けて-。豊鉄バス(愛知県豊橋市)は、使わなくなったバス停標識を、グループホームに寄贈する活動を続けている。施設の敷地内に設置し、認知症患者の帰宅願望が高ま
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厚生労働省は、身寄りのない高齢者への支援を拡充する方針を固めた。入院時の身元保証や死亡後の手続きを担う民間サービスは料金が高額なため、利用できない低所得者ら向けに新たな支援制度を設ける方向だ。各地の社
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団塊世代の高齢化の進行に伴う課題解決に向けて掛川市が設置した有識者会議「多死社会のまちづくりを考える会議」が、久保田崇市長に答申書を提出した。介護や認知症に関する知識の普及啓発や介護人材の確保、効率的
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「何歳からが『高齢者』?」をテーマに掲げているシリーズは、「団塊の世代」が75歳以上になる超高齢社会の到来をきっかけに「高齢者」の位置付けを考えてもらう企画です。今回もしずしんニュースキュレーターや読
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湖西市はこのほど、DX推進の一環で住民票や戸籍証明書などの交付申請を行う際に、市民が申請書の記入をしなくて済む「書かない窓口」のシステムを新たに導入した。市役所の市民課と税務課、新居支所、西部市民サー
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医療、福祉、司法の関係者有志が連携して静岡市清水区を拠点に定期的に開催している生活困窮者向け相談会が、リモート開催を活用して県内各地にサテライト会場を拡大させている。3月には湖西市で官民連携の相談会場
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少子高齢化が進み、人手不足も深刻になる中、高齢者が働き手として注目されている。総務省の調査では65歳以上の就業者数は増加傾向で、2023年は過去最多の914万人に。シニアの労働が今後の社会を支えるとの
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昨今の物価高騰により、生活費はもちろん介護費用を捻出するのは一苦労ではないでしょうか。そこで、市区町村が支給している介護手当を紹介します。支給の要件に該当し、毎月の介護費用の負担を軽減できれば、家族の
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新聞への投稿を始めたのは1984年。娘の坪内ゆみさん(63)=伊豆市=が教員として東京都御蔵島に赴任することについて書き、全国紙の読者の投稿欄に掲載された。その後も掲載されることが増え、文章を書くのが
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幕末を舞台にした「刀と傘明治京洛推理帖」(本格ミステリ大賞受賞)、大正時代の京都が舞台の「焔[ほむら]と雪京都探偵物語」(日本推理作家協会賞候補)と歴史ミステリーが好評の伊吹亜門の新作が出た。「路地裏
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京都大を出て前半生は検事。1961年に任官し、衆院議員らを起訴した67年の大阪タクシー汚職を大阪地検特捜部で手がけた。在米日本大使館に勤務後、法務省参事官時代の76年2月からロッキード事件の捜査が始ま
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浜松市の企業・団体の模範になるヘルスケア事業などをたたえる「浜松ウエルネスアワード」の表彰式がこのほど、中央区のホテルで行われた。市民の健康寿命延伸などに関する「市民健幸部門」で最高の浜松ウエルネス大
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戦後すぐに生まれた人口の多い「団塊の世代」が全て75歳以上になる今年は2025年問題と言われています。今回の「賛否万論」ではテーマを「何歳からが『高齢者』?」と掲げ、一連の記事を通して超高齢社会の課題
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長泉町は2025年度から、高齢者の失われた生活機能回復を支援する「リエイブルメント事業」を始める。65歳以上の高齢者は介護保険サービス利用前、リハビリ専門職の伴走型支援を3カ月間無料で受けることができ
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しずおか教育開発研究所(菊川市)が運営する障害福祉サービス施設「しずおか未来カレッジ」と「みらい」の開所式がこのほど、森町の旧泉陽中で開かれた。 泉陽中は2019年度末に閉校。以来、町では教育の振興や
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「どこまで続くのか分からない」という介護への不安。介護には入浴や食事を介助する身体介護への不安だけでなく、「要介護者の年金と預貯金だけで費用を捻出できるのか?」という金銭的な不安がつきものです。 皆さ
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10年ほど前に絵画制作を本格化させ、自宅隣にアトリエを構えた。縄を題材とした作品群が評価されてきたが、最近は抽象画の世界で新たな表現を模索している。70歳。 静岡大の学生だった時代、落ちていた荒縄を発
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いつまでも健脚でいたい。そんなシニア世代の願いを、アプリや歩行分析機器を使ってサポートする取り組みが行われている。仲間と目標を持って散歩に臨んだり、歩行の「質」を確かめたり-。専門家は「健脚は、人の世
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友人は自分史を書いていて、本になれば家族に渡したいと言っています。私は自分史には関心が無いのですが、押し入れから古いアルバムを見つけたときに、思い出をコンパクトに残すのは悪くないと思いました。あまりお
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卓球五輪金メダリストの水谷隼さんの母・水谷万記子さんによる卓球バレー教室がこのほど、磐田市大久保の特別養護老人ホーム「遠州の園」で行われた。70~100歳代のデイサービス利用者ら約50人が“白熱”した
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3月26日は、てんかんへの理解を深めることを目的とした「パープルデー」。高齢化が進む日本は、シニア世代のてんかん患者も多い。現場で患者に接する聖隷浜松病院(浜松市中央区)の藤本礼尚てんかん・機能神経セ
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島田工業高情報電子科放送技術班がアルツハイマー型認知症の緩和を目的にした装置と舞台照明・音響デジタル信号同時送受信装置を開発し、それぞれ第83回全日本学生児童発明くふう展(発明協会主催)で入選した。同
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現在から未来へ介護を抱えた読者の多くに示唆を与える物語。ミステリーにすることによって、介護を生き方に関わる問題としてエンターテインメントに仕立て上げることに成功している。 私は本書を読んで、吸血鬼ドラ
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下田市は21日、4月1日付の人事異動を内示した。松木正一郎市長肝いりの防災部門で、藤井数仁議会事務局長を防災安全課長に充てる。企画課長には平井孝一建設課長、総務課長には鈴木諭環境対策課付課長が就く。保
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「高齢者=65歳以上」の定義見直し論の背景には、支えるべき高齢者を現役世代が支えきれなくなっているという超高齢社会の課題があります。介護支援専門員(ケアマネジャー)として介護の必要な人の生活状況を調べ
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藤枝市の高齢者サロンで「おもしろ漢字教室」を開講する山崎道生さん(84)=同市時ケ谷=が、認知症予防の漢字脳トレ本の第4弾を自費出版した。第3弾までと比べて平易な問題を増やし、ヒントも多用するなど、読
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介護サービスを受けるのに必要な要介護・要支援の認定について、法令の定める申請から審査完了までの期間(30日以内)を静岡県内35市町のうち31市町で超過していたことが、19日までの県への取材で分かった。
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日本福祉大(愛知県美浜町)の斉藤雅茂教授らの研究によると、1人きりで食事をする「孤食」の高齢者は、2人以上で食事をしている人に比べて、自殺による死亡のリスクが2.8倍も高いことが分かった。残念ながら孤
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高齢者施設というと、物件情報に目がいきがちです。持参したい荷物を置くスペースはあるか、どのような共有スペースがあるのかなど、確認したいことはいろいろあると思います。 設備はもちろん大切です。しかし、暮
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深爪をしてしまった。巻き爪やうおのめが気になる-。足のトラブルは、高齢者にとって外出がおっくうになって生活の質を左右しかねないリスク因子になるという。重症化させないためのチェックポイントや、日頃から気
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保健所や動物愛護団体に保護動物を迎えたいと希望しても、年齢を理由に譲渡を断られるケースが多い。また、最期まで責任が持てない、とペットの飼育を断念する高齢者もいる。こうした中、注目されるのが「永年預かり
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島田市などでマジックを通じた認知症予防に取り組むNPO法人「驚かせないマジックショー」は14日、大きな音や急な動きは控えた“驚かせないマジックショー”を同市神座の北部ふれあいセ
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山あいの介護施設で高校生の明るい声が弾む。「1、2、3、4」。浜松市天竜区佐久間町の浜松湖北高佐久間分校の2年生が授業の一環で2月、近所の特別養護老人ホーム「さくまの里」を訪れた。デイサービスを利用す
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静岡県交通安全協会静岡南地区支部は12日、高齢者向けの交通安全講習会を静岡市駿河区の南部生涯学習センターで開いた。市高齢者学級「みのり大学」の南部学級生約70人が参加し、講話や体験を通じて事故防止への
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「高齢者」に向けられる言葉の一つとして「老害」があります。幅広い意味で用いられますが、今回はあくまで身体機能や認知機能の老化に伴ってなり得るものという生物学的な観点を中心に考えてみます。「『老害の人』
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しずおか健康長寿財団は13日、高齢者向けeスポーツの可能性をテーマにしたシンポジウムを島田市のプラザおおるりで開いた。 鳥取県eスポーツ協会の谷口拓也副理事長は「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」で
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浜松市は高齢者にレクリエーションなどを提供する「市高齢者元気はつらつ教室」の利用料を4月から値上げすると厚生保健委員会で報告した。同教室は介護保険事業として行っていて、2024年度の介護報酬改定に合わ
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介護が必要になっても、「可能な限り自宅で生活したい」と考えたとき、介護保険のサービスの一つである「小規模多機能型居宅介護」が役立つかもしれません。 通常、通いの「デイサービス」、「訪問介護」、宿泊する
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人気児童書「かいけつゾロリ」シリーズの作者原ゆたかさん(71)は、35年以上にわたり、手に汗握る大冒険で読者の心をつかみ続けてきた。今につながる「人生の転機」となったのは、若き日の挫折だったという。
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問若い頃から書道教室に通い、今でも趣味で続けています。余暇に自分の好きなこと、得意なことを地域で生かしたいのですが、よい機会はありますか。(70代、女性) 答自分の好きなことや得意なことを生かして社
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静岡市内のケアマネジャー(介護支援専門員)でつくる職能団体「静岡市ケアマネット協会」はこのほど、南海トラフ地震を想定し、介護事業所の利用者を守るために組織間の連携を確認する災害対策机上訓練を同市駿河区
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静岡県はこのほど、子どもや高齢者、障害者がともに過ごす「共生型福祉施設」の運営者の交流会を静岡市駿河区の男女共同参画センターあざれあで開いた。県内の3施設が取り組みの事例や施設運営の課題を紹介した。
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三島市の豊岡武士市長は11日の市議会2月定例会で、市の実情に沿った認知症施策推進計画を作成する方針を示した。2027年度からの運用開始を目指す。鈴木文子氏(公明)の一般質問に答えた。 地方自治体の同計
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3人に1人が65歳以上となる超高齢社会が到来し、かつては「老人」として社会に支えられる存在だった「高齢者=65歳以上」の位置づけが変わろうとしています。何歳からが「高齢者」と言えるのでしょうか。県内の
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高齢者とは無縁に思える家庭用ゲーム機を使った「eスポーツ」が静岡県内の老人クラブで活用され始めている。高齢で体力が落ちても屋内で椅子に座った状態で楽しめる手軽さが特徴で、ゲーム機を購入し定期的な活動に
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高齢者見守り隊の活動を通じて高齢者の交通事故を未然に防いだとして、清水署は6日、静岡市清水区の新聞配達員2人に署長感謝状を贈った。感謝状を受けたのは石原新聞店の林さおりさん(49)とシミズ新聞店の佐野
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友人は体が不自由になった父親の介護をしています。トイレに行くまでに尿漏れがあり、頻繁に床を拭いているそうです。「雑巾で拭いていたけれど洗うのが大変。ティッシュペーパーではあっという間にひと箱無くなる」
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誰もが当事者になりうる病気の一つに認知症があります。早期に発見し、適切な治療や対応を行うことが大事。そんな認知症のケアに特化した施設がグループホームです。正式名称は「認知症対応型共同生活介護」。 家庭
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65歳以上の認知症の高齢者は推計で2025年が471万人で60年には645万人に増えると見込まれる。政府の施策の指針となる基本計画では、認知症になっても希望を持って暮らし続ける「新しい認知症観」の理解
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河津町は4日、2024年の国民健康保険税と介護保険料、後期高齢者医療保険料の算定で、誤った数値の書類を236人に発送していたと発表した。 町民生活課によると、一部の納付額確認書に23年12月分を誤って
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伊豆の国市社会福祉協議会はこのほど、小中学校へ出向き、車いすと高齢者の体験授業をする際のサポート要員を養成する「福祉教育サポーター養成講座」を同市の韮山福祉・保健センターで開いた。 高齢者体験実習では
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ダンサーが認知症の人と踊る-。そう聞いてどんな光景を思い浮かべるだろう。苦労して振り付けを覚えさせることだろうか。レクリエーションの一種だろうか。それとも病気の進行予防に役立つ療法だろうか。 ダンサー
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JA静岡厚生連静岡厚生病院は1日、JR静岡駅ビルパルシェ7階会議室で「悩みの少ない未来のために骨盤臓器脱」と題したセミナーを開いた。同院の産婦人科医が骨盤臓器脱の症状や予防法、膣(ちつ)のエイジングケ
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静岡鉄道(静岡市葵区)は4月、企業向け介護支援相談サービス「しずてつケアレイル」を開始する。しずてつケアステーションのケアマネジャーが、契約企業の従業員や人事担当者を対象に個別相談や介護保険制度の説明
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認知症のアルツハイマー病が原因で死亡した人と職業に関する分析で、タクシー運転手らの死亡割合が最も低かったとの結果を米ハーバード大などのチームが発表した。 2020~22年に米国で死亡した成人約900万
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島田市神座で地元出身の大学生マジシャンらが認知症にやさしい街づくり活動を始めた。普及啓発のシンボルカラーであるオレンジ色と地域特産のミカンをモチーフに、神座地区を「オレンジストリート」と命名。ミカンの
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静岡県内では、ほぼ3人に1人が65歳以上となり、本格的な超高齢社会が到来しています。戦後すぐに生まれた人口の多い世代「団塊の世代」が全て75歳以上になる今年は「2025年問題」とも言われ、高齢化に伴う
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超高齢社会を迎えた中で働くシニアが増え続けている。95歳で浜松市シルバー人材センターの会員として働くのは同市天竜区の伊藤ツヤさん。週3回、複数の公衆トイレやスポーツ施設の清掃業務を担う。物価高で老後資
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年を取るにつれ、人の言葉の聞き間違えが増えたと感じたことはないだろうか。加齢性の難聴が疑われる初期の段階は、人の声は聞こえているが、言葉そのものの聞き分けが難しくなるという。聞こえにくさを感じ始めた人
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袋井市は26日、介護サービス施設整備事業に関する補助金交付事務で不適切な処理があったとして、事業者に対して2500万円の賠償を行うと発表した。市に損害を与え、信用を損ねたとして、関係職員4人と大場規之
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自民、公明、国民民主3党の税制調査会幹部は26日、所得税が生じる「年収103万円の壁」の見直しについて協議した。与党は2025年から壁を年収160万円に引き上げるとともに、850万円以下は減税対象とす
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熱海市内で雑紙や紙パックを集め、トイレ紙に再資源化する「雑がみ回収箱プロジェクト」の主要メンバーとして活動する。「可燃ごみの焼却に伴う二酸化炭素(CO2)を削減し、地球温暖化防止につなげよう」。市民に
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体が弱って自宅での生活が難しくなり、家族による援助が受けられず、経済的な不安もある場合、どうすればいいでしょうか。介護保険を利用して入る特別養護老人ホームなどもありますが、介護の必要がない場合には入居
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政府、与党内で、年金制度改革関連法案の今国会提出を先送りし、夏の参院選後とする案が浮上していることが25日、分かった。全ての国民が受け取る基礎年金(国民年金)の底上げや、パートらの厚生年金加入拡大を目
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静岡県看護協会はこのほど、2024年度の訪問看護出向研修支援事業の報告会を静岡市駿河区の同協会で開いた。訪問看護事業所に出向した県内7医療機関の病院看護師が、訪問看護での経験や学びを発表した。 訪問看
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▽白尾悠著「ゴールドサンセット」 中学生の琴音が公園で会った奇怪な老人はアパートの隣人だった。老人は「リア王」のせりふを吐きながら街をさまよう-。40代の独身女性、定年退職後の男性、認知症の老人&he
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介護の分野で働く外国人が急増している。静岡県の調査では県内の介護事業所で働く外国人は1682人(2024年10月1日時点)で、前年度より600人以上増えた。調査に回答した事業所は全体の約35%で実数は
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静岡県と県社会就労センター協議会はこのほど、障害者を対象にした居宅介護職員初任者研修の修了式を静岡市葵区で行った。2024年度は22人が5カ月間の研修を終え、介護や障害者福祉の知識、技術を生かして現場
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磐田商工会議所は18日、新商議所会館完成と創立75周年の記念事業の一環で、浜松ホトニクスの丸野正社長の講演会を磐田市中泉の同会館で開いた。丸野社長は光技術で科学や医療の進歩などに貢献する取り組みを紹介
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終活情報メディアを展開している林商会(大津市)が行ったアンケート調査で、老後にやりたいことの1位に「趣味・娯楽」が選ばれた。2位は「運動・体づくり」、3位は「生前整理・終活」だった。昨年11月、子ども
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友人の母親は半年ほど前から介護が必要になりました。訪問介護やデイサービスも活用しながら、家族が主に介護を担っているそうです。朝になるとシーツがぬれていることがあり、パジャマやシーツの洗濯が大変だと言っ
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何かと不安な高齢者の1人暮らし。東日本大震災から14年になるのに合わせ、改めて防災の注意点を確認したい。「避難所に行けば安心?」「どれだけ備蓄すればいいか分からなくて…」。こんな疑問や心
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介護保険を利用して入居する施設には特別養護老人ホーム(特養)、介護医療院、そして介護老人保健施設(老健)があります。 施設といえば、永続的に入るところを想像しがちですが、老健は、一時的に入居するところ
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聖隷クリストファー大リハビリテーション学部(浜松市中央区)の准教授を務め、教育交流の一環で昨年からインドネシアの国立ハサヌディン大の国際外部講師を担い、リハビリテーションの知識や実技を指導している。両
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静岡市議会は14日、議会運営委員会を開き、17~20日の総括質問で計17人が登壇すると報告した。代表質問は17、18日に5会派が行う。会派共産党市議団が選択的夫婦別姓制度の法整備を求める意見書案を提出
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高齢者施設の中で費用が安くて一番人気と言っても過言ではないのが特別養護老人ホーム(特養)です。 日々の介護や世話、機能訓練、健康管理などが行われます。介護保険を利用して入居する施設で、申し込める要介護
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問80歳になりました。家族からの勧めもあり、そろそろ運転免許証を返納しようかと考えていますが、どのような手続きをとればいいのか教えてください。また、返納した後に、運転免許証の代わりに身分証明書となるも
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芸能人や政治家らの似顔絵で知られる漫画家の針すなおさんは、91歳の今も1こま漫画で政治や世相を描き続けている。原点は佐賀で過ごした幼少期にあった。 鍋島家の菩提[ぼだい]寺の住職だった父から、お布施
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藍染めによるタペストリーや衣類などの制作を約30年間続ける。展示会への出品、インテリア、贈り物用として作品づくりに励む。75歳。 藍染めとの出合いは、出張帰りに偶然見つけた工房に立ち寄ったこと。もとも
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島田市の2025年度一般会計当初予算案は、大型事業が集中した20年度に次ぐ規模となったが、急激な物価高騰や人件費の上昇に伴い、大きな予算をかけずにきめ細やかな市民ニーズに応えようとする事業への工夫がう
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平日の昼間、住宅街をゆっくり歩く。見かけない男1人だと「不審者?」と思われかねない。警察に通報されないためには、スポーツウエア姿で足早に歩くか、ゆっくり歩きたければ犬に付き合ってもらうかした方が良い。
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浜松市と浜松ウエルネス推進協議会は15、16の両日、市民にウエルネス(健幸)を体感してもらうイベント「元気アップ!健幸フェスティバル」を中央区の商業施設「イオンモール浜松市野」で初開催する。 「ウエル
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湖西市社会福祉協議会はこのほど、「老い支度」をテーマにした講演会を同市の新居地域センターで開いた。さなる法律事務所(浜松市中央区)の鈴木淳弁護士が講師を務め、成年後見制度の種類や契約のポイントを解説し
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2050年には単身世帯の割合が27都道府県で40%を超える。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が昨年発表した将来推計によると、全世帯に占める1人暮らしの割合は全国で44%に。65歳以上の単身世帯は
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●隣人に家庭の事情言えなくて●女性部の仕事も負担に●組長の引き継ぎが悩み ●数十年前の仕組みの維持は困難●行政がやるべきことでは--> 自治会、町内会組織に関する切実な悩みが多数届いています。す
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介護業界は人材の採用が大変な業界の一つです。静岡労働局によると、2024年12月の県内介護関連の有効求人倍率は4・30倍と、求職者1人に対して4社の求人がある状況です。全業種の有効求人倍率は1・08倍
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働き手が自ら出資し、メンバーの総意で事業を展開する新たな法人「労働者協同組合(労協)」が静岡県内で広がってきた。NPO法人に比べて簡単に設立でき、子育てや介護などさまざまな事業を担えるのが特徴。地域課
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伊豆市の修善寺駅前コミュニティー会館を拠点に高齢者の健康維持や生きがいづくりに励む地域サロン「サロンえきまえ」が活動20周年を迎え、このほど同会館で記念式典を開いた。 同地域サロンは2004年に発足。
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有料老人ホームのうち、24時間体制で日常のケアや介護を行うのが介護付き有料老人ホームです。 介護職員のほか、看護職員も少なくとも日中は配置され、健康面や薬の管理を行います。立地条件や共有設備の充実度な
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1人暮らしの高齢者が増えている。昭和から平成、令和へと右肩上がりに増え続け、25年後には約1084万世帯(国立社会保障・人口問題研究所の将来推計)となる見通しだ。懸念されるのが、孤独死の増加。どうすれ
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医療、福祉などの現場でアニマルセラピーに注目が集まっている。これは情緒的安定やレクリエーション、生活の質(QOL)向上を目的としたもので、日本動物病院協会(JAHA、東京都中央区)では約40年前から、
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人付き合いは面倒だ。が、避けてばかりいると健康にも、幸福にも悪いとわかってきた。 要介護認定を受けていない高齢者1万5千人を約10年間追跡した。同居者以外の他人との交流が週1回未満の人は、毎日交流があ
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韓国人作家ハン・ガン(韓江)がノーベル文学賞に決まり、日本でも韓国文学が一段と盛り上がった。邦訳のラインアップは実に多様だ。幻想性と言葉の強度で世界を構築するハン・ガンの作品もあれば、SFファンタジー
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復康会(沼津市)が運営する沼津リハビリテーション病院は2月4日、看護小規模多機能型居宅介護事業所「汐かぜ」を同市志下に開所する。訪問看護・介護からデイサービス、ショートステイまで顔なじみのスタッフが対
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静岡市内のケアマネジャー(介護支援専門員)でつくる職能団体「市ケアマネット協会」はこのほど、市役所静岡庁舎で開かれた市の担当職員との意見交換会で、高齢者やその家族に正しいケアマネの業務範囲を知ってもら
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三島市の介護施設「ふれあい三島二日町」で30日、地元のコーヒーショップの店員を招いた交流会が開かれた。利用者が家族や施設職員とともに入れたてのコーヒーを飲みながら昔の思い出を振り返った。 本格的なコー
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歩行や外出、車椅子からベッドへの移乗といった、高齢者の日常生活を支える介護テクノロジーの普及が進んでいる。電動アシスト歩行器や移乗ロボット、排尿のタイミングを予測する電子デバイスなどさまざまな製品が実
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民間施設である有料老人ホームは、大きく「住宅型」と「介護付き」に分類できます。 今回紹介するのは、定員数で全体の約6割を占める住宅型有料老人ホーム。入居のための料金の幅が広く、家賃や食費、基本サービス
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ディスクを投げて点数を競う「ディスコン」を15年ほど続ける。近所の人の誘いで始め、今では全国の愛好者と交流したり、地元の体験教室で教えたりしている。81歳。 ディスコンは赤と青の2チームがディスクを6
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藤枝市は27日、市内の介護タクシー不足の課題解決に向け、地域の社会福祉法人と住民が連携した要介護者通院送迎サービス「おちゃまるタクシー」を開始する。24日、市民会館で出発式を行い、市や法人の関係者ら約
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医療、福祉、法律などの専門家が総合的に対応する「なんでもかんでも相談会」(静岡市清水医師会主催)の主要メンバーが過去3年間の相談の背景と1カ月後の問題解決状況を分析したところ、相談者に「経済的困窮」が
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掛川市杉谷南の掛川東病院などは24日、同病院の介護老人保健施設で、利用者向けにイベント「ロマンディスコ」を開いた。利用者約60人は電飾が輝く中、DJが選んだ歌謡曲を聞いたり体操をしたりして、気分をリフ
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静岡社会健康医学大学院大(静岡市葵区)は24日、地域の健康課題解決に向け、島田市で調査を行う「静岡多目的コホート事業島田健康長寿研究(通称・しまけん!)」の協定締結式を島田市役所で開いた。関係者約50
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静岡市は80歳の市民に現金5千円、88歳に1万円を贈る敬老祝い金事業を2025年度に廃止する方針を固めた。高齢化の進展に伴い事業費の増加が見込まれる中、現金を配布する自治会・町内会役員の負担にも考慮し
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浜松市は民間企業と連携し、使用済み紙おむつのリサイクルに向けた実証事業を市内で進めている。使用済み紙おむつの回収から運搬、資源化、再製品生成までの全行程を検証する点が特徴で、高齢化の進展に伴って排出量
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函南町の田方農業高ライフデザイン科セラピーコースは22日、日本介護美容セラピスト協会の本部講師佐川なつきさんを招いた授業を行った。2年生約20人が、介護を必要とする人に、美容を通じて心身のケアを行う介
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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは、その名称から介護付きの高齢者施設と思い込んでいる人もいるようです。けれどもそれは、正しい理解とはいえません。 Dさんは母親(80代)と2人暮らしでした。2年ほ
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ギターをかき鳴らす歌手、ピッチを駆けるサッカー選手…。憧れの相手を応援するシニア世代の「推し活」が注目され、それをサポートする高齢者施設がある。専門家は、自分でない人の活躍にときめく経験
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誰もが食べやすい食品「ユニバーサルデザインフード」の認知度を高めようと菊川市の小笠高福祉系3年生9人がこのほど、ユニバーサルデザインのパンを開発した。パンは手軽で高齢者の食事提供に役立つ一方、誤嚥(ご
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年明け早々、認知症の親族が入所している高齢者施設を面会に訪れた。スタッフは入所者の世話をするだけでも大変なのに、「座って話をしてあげてください」と椅子を個室まで持ってきてくれた。 こうした施設があるお
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しずおか健康長寿財団は3月8日、シニアを対象にしたボッチャ大会を、静岡市葵区の市北部体育館で初開催する。第35回県すこやか長寿祭スポーツ・文化交流大会の一環。静岡ボッチャ協会が2月7日まで、参加チーム
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静岡県民の芸術活動を支援する県文化財団内の組織「アーツカウンシル(AC)しずおか」は、高齢者による形式にとらわれない表現「超老芸術」の作品と作者を活用し、高齢者施設の表現活動を発展させる事業を開始した
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国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)などのチームは、認知症への差別や偏見の意識を点数化して評価する方法を作成した。「認知症の人は知識が豊富」「話しかける意味はない」といった質問26項目を「いつも思
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デジタル庁は17日、マイナンバーを使った個人情報の照会を自治体に促すため、業務マニュアルの活用や説明会開催を通じて周知するなどとした対応方針を公表した。自治体を対象にした調査の結果、システム機材の整備
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静岡県はこのほど、県内の特別養護老人ホームの入所希望者(待機者)の状況を公表した。希望者は2024年4月1日時点で4786人(前年同期140人減)で、4年連続で減少した。高齢者人口が増える中、高齢者福
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静さん「登記されていないことの証明」って、どんな証明か知ってるかい? 岡さん成年後見の登記がされていないという証明のことじゃないかな。 静さんますます分からないよ。そもそも成年後見って何だい? 岡さん
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約15人の会員で活動する森町一宮のグラウンドゴルフ愛好会「G.G.E(グラウンドゴルフエンジョイ)の会」の最年長会員。「みんなとプレーするのが健康の秘訣[ひけつ]」と、仲間と笑い合いながら日々、練習に
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ボウリングは1投ごとに休憩でき、体力に自信がなくてもマイペースで楽しめるのが特長だ。1970年代をピークにボウリング場は減り続けているが、生涯スポーツとして人気を集め、シニアの愛好者が増えている。
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自宅近くや、通勤途中で「〇〇老人ホーム」と書かれた看板を見かけ、「いつか(自分や親が)入居することになるかも?」と気になったことはありませんか。 関心があっても「いろいろあってよくわからない!」「費用
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私が小さかった頃、家には大きな救急箱があり、包帯やいろいろな薬が入っていました。おなかが痛くなったり虫に刺されたりしたときは、すぐに救急箱の薬を使っていました。 「ファイブコインズファルマ」は、希望小
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心地よい緑の中やショッピング街の中だと、ずいぶん歩いたのに苦にならない。それが歩きやすいまちである。歩きやすいまちなど「人工的につくり出された環境」が人々の行動や健康と関連することが分かってきた。 例
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静岡県歯科医師会は12日、歯や口腔(こうくう)機能の衰えを意味する「オーラルフレイル」の予防について学ぶ県民対象の研修会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。地域住民ら約70人が参加し、講演を通じて健
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人口の高齢化に各国・地域がどれだけ対応できているかを示す「高齢化社会指数」を、シンガポール国立大などの国際チームが、米科学誌ネイチャーエイジングに発表した。中高年以降の労働や福祉、社会の平等や一体感、
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在宅介護の要になっているケアマネジャー(介護支援専門員)の本来の業務はどこまでなのか―。ケアマネが「何でも屋」とみなされ、高齢者やその家族から業務外の依頼をされるケースが問題になっている。正しい業務内
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東京商工リサーチは9日、介護事業者の2024年の倒産が全国で172件だったと発表した。調査を始めた00年以降で最多。負債額1千万円以上の件数を集計した。物価高騰に伴う事業運営コストの増加が影響し、小規
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全国の警察が2024年1~11月に受理した110番は、前年同期比33万5425件(3・6%)増の963万8998件だったことが10日、警察庁の集計で分かった。同期の統計が残る14年以降で最多。全体の2
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寒さが続く中、浴室でのヒートショック防止など、高齢者の健康対策が呼びかけられている。入浴時以外の脱水症状のリスクもあるが、注意してばかりでは縮こまってしまいそう。冬を乗り越え、春を元気に迎える備えだと
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私がある終活セミナーの講師として話し終えた後、60代後半の女性から「身寄りなし、子なしと言われると、不完全な人間であるような気がして肩身が狭いです」と声を掛けられました。「身寄りがない」は、国会でも中
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御殿場市社会福祉協議会が展開する高齢者らの外出支援事業に、運転手のボランティアとして協力している。1人暮らしや日中に家族がいない年配者、身体障害者らの買い物や通院の足を担う。80歳。 運転ボランティア
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問寒い季節は風邪をひかないか心配です。新型コロナウイルス感染症とインフルエンザが同時に流行することはありますか?また、今年もコロナのワクチンは打てるのでしょうか? (75歳、女性) 答新型コロナウイ
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幸福・健康(ウェルビーイング)を高める方法がある。例えば運動や趣味、人との交流、笑う、自分史を書く、旅行などの効果をこれまで紹介してきた。 ところで、紹介したもののうち一つでも試していただけただろうか
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沼津市は26日午後2時から、若年性認知症の母を介護するフリーアナウンサーの岩佐まりさんを招き、講演会「若年性認知症の母と生きる」を同市大手町のプラサヴェルデで開く。 60歳で認知症と診断された母を介護
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静岡県歯科医師会は、歯や口腔(こうくう)機能の衰えを意味する「オーラルフレイル」の予防について学ぶ県民対象の研修会を12日午後2時から静岡市駿河区のグランシップで開催する。参加無料。申し込みの締め切り
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藤枝市岡部町内谷のみどりの風デイサービスセンターが27日、脳科学や運動学などを融合したドイツ発祥のプログラム「ライフキネティック」の体験会を同所で開いた。公認トレーナーで同市出身の立教大1年青嶋希佳さ
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問働きたいと考えていますが、これまで家事や介護に専念していたため、ブランクが長く、仕事が見つかるのか不安です。 (60代、女性) 答企業がシニアを採用する際には、その方の過去の経験から「何ができるか
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静岡県としずおか健康長寿財団は来年2月5日午後1時半から、若年性認知症に関する講演会と映画「オレンジ・ランプ」の上映会を静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニアで開く。 39歳で若年性認知症と診断された
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国民生活センターは、亡くなった人の遺族から、スマートフォンやパソコンの画面ロックなどが解除できず、インターネット上の保有資産の確認やサービスの解約ができないとの相談が寄せられているとして、高齢者らに生
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「男にもあると実感更年期」-。女性に特有と思われがちだが、不安や発汗などの更年期症状に悩む男性も増えている。2024年に50代向け女性誌が募集した「更年期川柳」には、不調を訴える男性からの応募が殺到し
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独り身の美幸さん(75)と、一人娘に老後の世話を頼みたくないと考えている知子さん(75)は最近、「高齢者等終身サポート事業」という民間サービスがあることを知りました。「家族の役割を引き受けてくれるなん
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厚生労働省は24日、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2022年は男性72.57歳、女性75.45歳だったと公表した。前回調査の19年(男性72.68歳、
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政府は認知症施策の指針となる基本計画を閣議決定した。認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができる共生社会の実現を目指し、今年1月に施行された認知症基本法に基づいて初めて策定した。 年々増
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島田市のデイサービスセンターメルシー島田で23日、クリスマスイベントが開かれた。島田樟誠高の吹奏楽部と女子ダンス部が演奏や踊りを発表した。生徒はボランティア活動の一環で地元施設を訪問し、デイサービスを
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海外旅行はもちろん、今まで行ったことのない近所を巡る「小さな旅」でも、新しい発見をして楽しいと思ったことがないだろうか。 それを裏付ける研究がある。132人を対象に、居場所を追跡できる衛星利用測位シス
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静岡県は18日、介護現場の生産性向上のための課題解決に向けた介護現場革新会議を立ち上げた。2025年7月に開設予定の介護生産性向上総合相談センターの運営方針の議論や評価を担い、介護の質向上と人材の確保
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掛川市はこのほど、団塊世代の高齢化の進行を見据えた有識者会議「多死社会のまちづくりを考える会議」の第3回会合を市役所で開き、委員が対応策の優先順位を検討した。空き家問題では、解体や活用を議論するには実
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このエッセーも今回が最終回である。「おいじまん」などというタイトルをつけたが、老いて自慢できることはそんなにない。自慢できそうなことを探してなんとか1年間書いてきた。読んでいただいたみなさんに感謝しま
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沼津工業高(沼津市)機械科の3年生3人が、重い物を持つ負担を軽くする「アシストスーツ」の研究開発を進めている。既存製品よりも使いやすく、汎用(はんよう)性を高めることを意識する。製作途中だが、教員から
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有料老人ホームを運営するグッドタイムリビング(東京都中央区)は、「介護の日」川柳コンテストで「先に言う徘徊[はいかい]ちゃうで散歩やで」(46歳、和歌山市)が大賞を受賞したと発表した。 同社は2022
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人材不足に悩む介護・宿泊業で、仕事内容を小分けにし短時間化することで人手を確保する動きが広がっている。シニアや子育て中の人、未経験者でも働きやすいというメリットがあり、生きがいを感じている人もいる。
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「遺産目当てで叔母の世話をしたわけではありませんから」。伏し目がちにこう話すのは、茨城県在住の保江さん(45)です。小学生の子ども2人を抱え、正社員として働き、がんを患う母の面倒を見ながら、亡父の妹で
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介護業界の人材不足が続く中で介護事業を担う職員数に余裕を持たせたり、パートの勤務体系を30パターンに多様化したりする経営の工夫で人材の好循環を実現する事例が注目を集めている。専門家は短時間労働を組み合
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静岡県が17日までにまとめた2022年度の介護保険事業の年報によると、介護サービスの利用者負担を除いた介護給付費は前年度比0・4%増の3043億1500万円で、過去最多を更新した。25年には団塊の世代
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しずおか健康長寿財団(佐古伊康理事長)はこのほど、「しずおか健康いきいきフェア」を静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開いた。健康や美容、運動に関わる企業など10団体がブースを構え、来場した高齢者らに商品
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幸福を感じるには、人生の意味や達成感を味わうことも重要だという。これらを高める方法はあるのだろうか? 自分がやってきたこと、歩んだ人生を回想し、実績を元に自分史をまとめる。「ポートフォリオ」と呼ばれる
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浜松市は13日、民間企業と連携して使用済み紙おむつのリサイクルに向けた実証事業を来年1月に実施すると発表した。回収から運搬、リサイクル、再製品化まで一連の流れを検証し、高齢化の進展に伴って排出量の増加
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湖西市国民健康保険運営協議会は12日、国民健康保険税率の改定について、2025年度から29年度にかけ2年ごと3段階で引き上げを行うよう市に答申した。同日、彦坂昇会長が市役所で田内浩之市長に答申書を手渡
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葬送が転換期にある。火葬だけで済ませる直葬の広がりなど葬儀の簡略化が一気に進み、散骨や永代供養墓、樹木葬の出現で墓を取り巻く状況は一変した。家から個への流れが加速する中、故人を「土」に返す自然志向がさ
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裾野市は来年1月29日から、市役所1階でデジタル技術を活用し、複数の手続きが1カ所で済む「書かないワンストップ窓口」を始める。課ごとに分かれていた庁舎1階のレイアウトも開始に先立ち、同月14日に大幅に
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静岡赤十字病院はこのほど、市民公開講座を静岡市葵区の札の辻クロスホールで開いた。耳鼻咽喉科の川崎泰士医師と脳神経内科の小西高志医師が市民約130人を前に、加齢性難聴への対応や認知症の予防などについて解
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静岡県と県介護福祉士会はこのほど、介護職員が日頃の業務で身につけた技術を競う「介護技術コンテスト」を静岡市駿河区のグランシップで開いた。みとり期のケアがテーマで、食事支援部門は介護老人保健施設楽寿(同
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介護用品レンタル・販売事業大手のヤマシタ(本社・島田市)は少子高齢化が急速に進む中国で事業展開を加速させている。2020年の上海市を皮切りに、上海、天津の両市に関連会社を計3社設立した。国内で約40年
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浜松市中央区の聖隷クリストファー大は、インドネシアの国立ハサヌディン大と協力し、教育交流に力を入れている。10月には国際外部講師として聖隷クリストファー大リハビリテーション学部の矢部広樹准教授(39)
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「えっ、任意後見の契約をしたの?まだ認知症でもないのに?」 独り身の美幸さん(75)が、信頼する行政書士と「任意後見」契約を締結し、長年の親友である知子さん(75)に報告したところ、こんなことを言われ
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問就職活動を控えた孫が介護の仕事に興味を持っています。介護施設はさまざまなサービスがあり、就職先としてどのような職場を選べばよいか迷っている様子です。私自身もこの先介護が必要になるため、静岡県内にどん
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生きるため、そして子世代を残すために、動物は群れや社会をつくる。その社会が大きくなるほど体重当たりの脳の容積も大きいという。 運動、食事、笑い、趣味、そしてお茶を飲むことに至るまで、1人より誰かと一緒
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1人で暮らす高齢者が増えている。理由は結婚を選ばなかった、配偶者と死別した、子どもが独立したなどさまざま。年を取るにつれ体力や認知機能が衰えてくる。孤独死の恐れも高まる。誰もが1人暮らしをする可能性が
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石破茂首相は10年前に初代の地方創生担当相となった。先の総選挙でも地方創生を目玉政策の一つとして掲げた。思い入れの強い政策として、新たな展開に期待する声が上がるのも当然だろう。 地方創生の源流には20
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浜松市リハビリテーション病院(同市中央区)が、高次脳機能障害や軽度の認知症などで車の運転に課題を抱える人に対して、「自動車運転再開支援」に力を入れている。運転可能な人には安全運転のためのサポートを行い
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藤枝市は2025年1月下旬、市内の介護タクシー不足の課題解決に向け、地域の社会福祉法人と住民が連携した要介護者のための通院送迎サービスを開始する。北村正平市長が4日の市議会11月定例月議会一般質問で石
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全国の墓石業者でつくる全国優良石材店の会(全優石、東京都品川区)が行ったアンケート調査で、最近お墓を建てた人の半数が「シンプルな洋型」の墓石を選んだと回答した。 調査は2024年3月~5月末までの3カ
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テレビを見るだけの時間が長い、家族以外と話す機会が少ない…。シニア世帯が陥りがちな「孤立」や「孤独」の解消に一役買おうと、孫世代の若者が訪問するサービスが話題だ。利用料はかかるが、日常の
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「身体介助や日常生活支援には介護保険制度、認知症には後見制度が既にある。他にも何か必要なんですか」。厚生労働省の身寄りなし問題を話し合う場で数年前、私は役人から真顔でこう言われ、課題が全く認識されてい
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市民の健康づくりに役立てようと、聖隷福祉事業団(浜松市中央区)と浜松市リハビリテーション病院(同区)が気軽に行える体操「はままつ健幸(けんこう)たいそう」を開発し3日、市役所で中野祐介市長に報告した。
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政府は3日の閣議で、認知症施策の指針となる基本計画を決定した。急速な高齢化で認知症は「いまや誰もがなり得る」とし、みんなが支え合う共生社会の実現に向け取り組みを推進すると明記した。「当事者の意思尊重」
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藤枝市は本年度内に、地元の警察と薬剤師会と連携して、多発する特殊詐欺被害防止の対策強化に取り組む。藤枝署、藤枝薬剤師会と協定を締結し、高齢者らが通い慣れた市内の薬局に協力を求め、効果的な啓発活動を推進
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介護コンサルティング業などを手がけるやひろホールディングス(静岡市葵区)は3日、介護サービス業りはすぽ(富士市)の事業を譲り受けるM&A(企業の合併・買収)契約を結んだ。同市松岡で行うリハビリに特化し
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牧之原市と吉田町の看護師や介護福祉士でつくるグループ「お茶の香みらいく」はこのほど、人生の最終段階における医療の在り方について患者本人が家族や医療・ケアチームと話し合う「人生会議(ACP)」に関する研
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浜松市は10日午前10時~午後3時、高齢者の健康づくりイベント「元気!いきいきフェア」を中央区の商業施設イオンモール浜松市野で行う。コミュニケーションロボットや電動車いすなどの福祉用具、介護ロボットを
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政府の認知症施策の指針となる基本計画が29日まとまった。1月に施行された認知症基本法に基づく初の策定で、重点目標の一つとして認知症がある人の意思尊重を掲げた。具体的な施策では、就労を含めた社会参加の機
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昨年結成した静岡市清水区のご当地アイドル「オレンジ・リーフ」が活動の幅を広げている。清水港で行われるイベントでのステージに加え、今夏以降高齢者施設への訪問も増やし、お年寄りからも支持される存在に成長し
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子どもや高齢者の排せつをサポートするサービスが注目されつつある。排尿を事前に検知する機器のほか、おねしょのオンライン相談、乳幼児の排便が記録できるアプリなどが登場している。 DFree[ディフリー]
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3年ほど前、「卓球バレー」という言葉を初めて耳にした。ネットを挟んで1チーム6人ずつ卓球台を取り囲むように椅子に座り、長方形の木製ラケットでサウンドボール(音のなるピンポン球)を転がして、ネットの下か
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「運び込まれた患者さんが何を望んでいるのかを知りたいんです」。これは、救急患者を多く受け入れる病院で入退院支援を担当する、医療ソーシャルワーカーの言葉です。 病気になり始めの不安定な時期の患者を受け入
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高齢や病気などでかむ力や飲み込む力が弱まっても、お餅を食べたい―。そんな気持ちに応える餅風の食品が注目されている。やわらかくかみ切りやすかったり、スプーンですくえたりするタイプやムース状の商品もある。
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ユニ・チャームの「ライフリーさわやか男性用快適シート」は、軽い尿漏れに悩む人が手に取りやすい商品を目指した。薄いシートは下着のような着け心地で、気にならない。マーケティングを担当するユニ・チャームの加
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伊豆市は26日、同市土肥地区でウオーキングと温泉入浴を組み合わせたイベント「ウォーカーズ銭湯」を開いた。同市の50~70代の10人が晴天の下、観光・津波避難タワー「テラッセオレンジトイ」などを楽しみな
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静岡県金融広報委員会などは12月17日午後2時から函南町役場で開く「消費者お金のセミナーin函南」の参加者を同10日まで募集している。参加無料。 金融経済教育推進機構講師の安藤絵理氏が「豊かな老後のた
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医療と介護の総合的な確保に向けてのシンポジウム(静岡県、実行委員会主催)がこのほど、三島市の三島商工会議所で開かれた。約100人が聴講し、災害時に命と地域を守るために住民目線でどう備えるべきかを考えた
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国際ソロプチミスト伊豆天城はこのほど、クラブ賞表彰式を伊豆の国市内で開き、同市の「認知症カフェ行くべ~」に社会ボランティア賞を贈った。 同カフェは6年前にスタートし、「季節感を大切にする」などを目標に
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静岡銀行はこのほど、介護や老後に向けた準備について学ぶ顧客向けセミナーを静岡市葵区のアゴラ静岡で開いた。 介護保険事業を手がけるファミーユ(同区)の杉森幸恵代表取締役が講師を務め、国民全体で高齢者を支
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公的年金制度について取り上げたシリーズの記事も最終回になりました。今回も読者とラジオリスナーの声を紹介します。定年後も働き続けることに賛否の意見があったほか、現役世代の保険料が現在の高齢者の年金原資に
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「老人ホームに入れば、後は何でもやってくれるのかと思っていたけど、そうじゃないのね」 深いため息とともにこうこぼしたのは、3年前に夫に先立たれた由紀子さん(76)。夫婦の間に子どもはいませんでした。
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Q亡くなった人が子どもや孫の名前で預金をしていても、相続税が課されると聞きました。 A名義が子や孫となっていても、必要な手続きを踏んでいなければ、実質的に亡くなった人の預金と見なされます。これは名義
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「友情は喜びを2倍に、悲しみを半分にする」という。では「人々の支え合いは幸福・健康に良い」とご存じだろうか。 支え合いがある高齢者の割合を69市区町で調べてみた。「あなたの心配事や愚痴を聞いてくれる人
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静岡市葵区の静岡赤十字病院は12月3日午後2時から、加齢性難聴と認知症診療に関する市民公開講座を同区呉服町の札の辻クロスホールで開く。 同病院耳鼻咽喉科の川崎泰士医師や脳神経内科の小西高志医師が講師を
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浜松市立高(中央区)同窓会主催の「ひくまの講演会」(静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、同区のアクトシティ浜松で開かれた。俳人の夏井いつきさん(67)がユーモアを交えながら千人以上の来場者に俳句のイ
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湖西市入出のはつらつセンターはこのほど、65歳以上の高齢者を対象にした介護予防教室「寄ってこや」の手作り遊びで、クリスマスオーナメント作りを行った。市内各地から60~80代の22人が参加し、トイレット
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磐田署と静岡県交通安全協会磐田地区支部は16日、先進安全技術を搭載した安全運転サポート車(サポカー)の乗車体験イベントを、磐田市高見丘の豊田東交流センターで開いた。地元高齢者約30人が参加した。 日本
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卓球療法?耳慣れない言葉だと思うが、卓球の用具を活用し、心身の健康の維持・向上や疾患などの予防を図る療法である。 簡単に紹介すると、特に高齢者や障害者が卓球を利用することで、基礎体力に加え、動体視力、
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寝たきりや長時間の車椅子使用などで体の同じ部分が圧迫されて、皮膚が壊死[えし]する床擦れ。予防やケアのためには頻繁な体位交換が必要とされ、介護する人の負担も大きい。床擦れ防止の観点から、クッションやマ
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厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会は13日、アルツハイマー型認知症新薬「ドナネマブ(商品名ケサンラ)」の公定価格(薬価)を患者1人(体重50キロの場合)当たり年約308万円とすることを了
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沼津市内のデイサービス施設「エミーズ原」「ツクイ沼津下香貫」「からふる沼津」の職員とその家族計約30人がこのほど、同市東熊堂の畑でサツマイモを収穫した。 スコップを片手に、シルクスイートや紅はるかなど
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「連れ帰ってくれる付き添いの人がいるなら、病院が受け入れます」。夕飯を終えた90歳の正男さんが、ひとりで暮らす自宅の玄関先で転倒しました。通りがかりの人が呼んでくれた救急車の中から、救急隊員が私にこん
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問 80代の母は、実家で1人暮らしをしています。私は県外に住んでいて、実家まで車で2時間ほどかかります。最近、実家に帰ると、大量の食料品や生活用品が置いてありました。買った理由を聞いても、要領を得ませ
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足腰の衰えや障害のために、移動機能が低下した状態を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、略称ロコモ)」という。ロコモが進行すると要介護のリスクが高くなり、国は健康政策「健康日本21」でロコモの減少
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運動するのはおっくうだ。でも健康には良いという。「運動するのとしないとでどれほど違う?」「健康に良い種目や楽しみ方は?」など、いろいろ調べてみた。 日本老年学的評価研究(JAGES)にご協力いただいた
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餌探し、発情、出産、人間ならぬヤギ関係-。ヤギのために、ヤギを喜ばせたい自分のために、香川県の小豆島で奮闘する「ヤギ飼い」が1年間を1月ごとにつづった。 ヤギってこんな生き物だったか!?頭突きで意思表
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障害者向けグループホームの利用者から食材費を過大徴収したとして行政処分を受けた大手運営会社「恵」(東京)は、全国で運営する事業所を神戸市の介護福祉事業会社「ビオネスト」に一括譲渡する方針を決めた。厚生
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制度スタートから四半世紀。介護保険が崖っぷちに立っている。報酬減と人手不足で現場は青息吐息。財源も厳しいが、保険料や利用者負担のアップは合意を得るのが難しい。どうすれば危機を乗り越えられるのか。事業者
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「今の年金制度に満足していますか?」をテーマに読者のみなさんから年金に関する意見を募ってきました。今回もしずしんニュースキュレーターや読者から寄せられた声を紹介します。公的年金制度の課題をどのように捉
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家族に頼らず老後を迎える人が「身寄りなし高齢者」と呼ばれ、社会課題として取り上げられるようになった背景を探ってみましょう。 厚生労働白書で初めて高齢者に関する分析をしたのは、半世紀前の1969年。それ
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俳優の仕事を続けながら、ケアマネジャーとして高齢者介護の現場で働いている北原佐和子さん(60)。新著「ケアマネ女優の実践ノート」(主婦と生活社)に体験談をつづった北原さんに、ケアの極意とポイントを聞い
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NPO法人ライフ熱都(熱海市)は13、26の両日午後1時から、シニア世代を元気づける交流イベント「ジーバー祭」を同市和田浜南町のホテル・サンミ倶楽部で開く。参加無料。 13日は歌手高瀬一郎さん(同市在
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焼津市はこのほど、市政の発展に寄与した市民に対する表彰式を同市の焼津文化会館で開いた。交通安全や産業、社会福祉といった分野で功労のあった9人に有功章、4人と3団体に感謝状を贈呈。同市出身の元プロ棋士青
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年齢にとらわれず生き生きと過ごす「エイジレスライフ」の実践者として内閣府から「エイジレス章」を受けた焼津市小土の増田勝幸さん(79)がこのほど市役所を訪れ、中野弘道市長に受章を報告した。 増田さんは2
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あなたは幸せですか?10点満点で点数をつけてください-。289市区町村に暮らす44万人の要介護認定を受けていない高齢者に、そう尋ねてみた。 約半数が8点以上と答え、7点以上だと7割に増える。一方、5点
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浜松未来総合専門学校(浜松市中央区)はこのほど、国際介護福祉科2年生の留学生が、介護福祉施設での実習を振り返る発表会を開いた。ベトナムとミャンマーの留学生12人が、施設関係者らの前でこれまでの経験や介
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江戸時代に商都として栄え、今も町並みを残す奈良県橿原市の今井町。その一角にある蔵に、コーヒー豆の香ばしい匂いが漂うフリースペースがある。焙煎(ばいせん)工房を営むオーナーの洲脇大輔さん(48)は「孤独
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政府は2024年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は786人(うち女性157人)と26団体で、3日に発令される。学問や芸術、スポーツで功績を残した人が対象となる紫綬褒章にパリ夏季五輪・パラリンピ
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宮崎県などは1日、県出身の歌人若山牧水にちなみ、優れた短歌作品の作者に毎年贈る「第29回若山牧水賞」に、いずれも歌人の大辻隆弘さん(64)と高山邦男さん(65)を選んだと発表した。大辻さんの受賞作は歌
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富士市成年後見支援センターは9日午前9時半から、成年後見制度に関する知識を深める講演会を市消防防災庁舎で開く。 1人暮らしや高齢者世帯の70~80代が主な対象。現役司法書士が講師を務め、制度の仕組みや
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厚生労働省は31日、自営業者らが加入する国民健康保険(国保)で、高所得者が支払う保険料(医療分)の年間上限を2025年度に3万円引き上げ、92万円とすることを決めた。支払い能力に応じて負担してもらう狙
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公的年金制度の課題をテーマに取り上げているシリーズですが、今回もしずしんニュースキュレーターと読者の声を紹介します。年金をもらっている高齢者と保険料を支払う現役世代など、それぞれの立場で制度への受け止
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問先日テレビで、「買い取り業者の訪問購入で、売るつもりのなかった貴金属を強引に買い取られてしまった」というニュースを見ました。年末にかけて、大掃除で不用品を整理する予定があるため気を付けたいです。勧誘
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島田市の染谷絹代市長は30日の定例記者会見で、地域の公会堂などを誰でも休息できる「ひんやりスポット」として認定する取り組みを来年夏に開始する方針を示した。熱中症対策として市内の公共施設や民間施設へのク
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静岡県は11月1日、介護人材の確保や介護サービスの質の向上に向けたセミナーを静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニアで開く。 鹿児島県で高齢者福祉事業を展開する「いろ葉」の中迎聡子代表と元気が出る介護研
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自由に使える時間が増え、「趣味は旅行」というシニアも多いだろう。気になるのは体力の衰え。年を重ねても旅を楽しむ秘訣[ひけつ]は何か。必要な筋力を維持するためにお勧めの運動と、シニア世代の旅で注意したい
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老後や亡くなった後のことを頼める身寄りはいないが、周りに迷惑はかけたくないので事前の備えをしておきたい-。こんな思いを持つ多くの人が「死後の事務」を依頼してきます。そこで私は「引き受けることはできます
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静岡市のシニア向け就労支援窓口「ネクストワークしずおか」はこのほど、人材を求める事業所と仕事を希望するシニア層のマッチングを図る地域別の「お仕事面談会」を同市清水区の清水テルサで開いた。同区で地域別面
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年を取るにつれて聞こえにくくなる加齢性難聴。難聴が認知症のリスクを高めることが近年明らかになり、注目されている。耳鼻科医らでつくる医学会は、人のささやき声に相当する30デシベルが80歳で聞き取れること
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変形性膝関節症の患者の膝に人工関節を埋め込む「人工膝関節全置換術(TKA)」は、長期的に良好な成績も確かめられ、多くの患者が選択するようになった。九州大整形外科の研究チームは、生まれつきの脚の形を考慮
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静岡市駿河区の長田地域包括支援センターは24日、主体的に生きる力を身に付けてもらおうと、高齢者向けの教室「おさだっぷ」を同区の長田生涯学習センターで開いた。60~80代の約40人が参加した。 同支援セ
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年金、医療、介護など社会保障制度の持続性を高めるにはどうするべきか。避けて通れない議論が低調のまま、あす投開票日。この衆院選、来夏の参院選を「負担増隠し」で乗り切り、その後に具体化するようでは、政治の
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静岡市駿河区の80代女性が23日、市役所職員や信用金庫職員をかたる男らにキャッシュカード2枚と現金30万円をだまし取られたと静岡南署に届けた。口座からは40万円が引き出されていた。同署が特殊詐欺事件と
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年間で50万円に上る高齢者への年金過剰支給の一方で、低年金や無年金によって高齢者世帯で増え続ける生活保護、現役世代の厚生年金の支払損問題など、世代間、世代内でさまざまな格差が浮き彫りになっている年金制
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超高齢社会、医療技術の進歩などを背景に、小児から高齢者まで幅広い世代で在宅療養を希望する人が増え、国も推奨する中で今後ますます需要が高まることが予想される。在宅療養を支える訪問看護の事業所数は増加の一
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SNSやマッチングアプリなどを通じて出会った人に恋愛感情や親近感を抱かせ、金銭などをだまし取る詐欺手口のことを「SNS型ロマンス詐欺」という。急激に被害が広がっており、警察庁によると今年1~6月の被害
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慢性的に睡眠不足が続いて蓄積する状態を「睡眠負債」と呼ぶ。休日に寝だめをする人もいるが、これは「社会的時差ぼけ」(ソーシャル・ジェットラグ)と呼ばれ、平日と休日で就寝と起床のリズムがずれ体内時計が乱れ
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介護業界は人手不足が続き、技能実習生や特定技能の在留資格を持つ外国人が現場の貴重な担い手となっている。その中で増えているのがミャンマーの人たち。2021年の軍事クーデターをきっかけに、異国で暮らす道を
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「知子には娘さんがいるから、老後は安心ね」。高校からの親友で、約60年の付き合いがある美幸さんに、たびたびこんなことを言われる知子さん。美幸さんはその後に必ず「私は『おひとりさま』だから」と、やや自虐
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天竜厚生会(浜松市天竜区)の施設合同作品展が27日まで、同会研修センター(同市浜名区)で開かれている。子育て関連やデイサービスなどの約50施設から書道や絵画といった作品403点が寄せられた。 幼児が制
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あなたやあなたのご家族は、医療機関から処方された薬を服用していますか?服用されている方の中には、薬が多いと感じている方もおられるでしょう。2014年の厚生労働省の調査によると、60歳を超えると七つ以上
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シニアクラブ磐田市中泉地区は18日、スポーツ大会を同市の中泉交流センターで開いた。同クラブの会員約100人が運動を通じて交流を深めた。 風船運びのリレーや玉入れ、ダンスなどの競技を実施し、楽しみながら
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現役世代が同じ時代の高齢者を支える構造になっている今の公的年金制度を維持する限り、少子高齢化による将来世代の年金額の目減りは避けられません。前回は制度の抜本的改革を求める経済学者の意見を紹介しました。
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静岡市は10月から、趣味や同世代との関わりを広げながら介護予防にもつなげてもらおうと、65歳以上の市民を対象にした3回連続講座「しずおかちゃちゃちゃ」を始める。コーヒーの入れ方やネイルケアなど知識やス
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浜松中央署は15日、遠州鉄道(浜松市中央区)介護事業部と連携した特殊詐欺対策広報を同社運営の高齢者介護施設「ラクラス葵西デイサービス」で実施した。実際に管内で確認された詐欺を基に制作した寸劇を通じ、利
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「まさか、ご夫婦2人とも『身寄りなし』になるとは」。ある日、東京都内の特別養護老人ホームの所長さんがこうつぶやき、頭を抱えていました。 最近盛んに新聞やニュースなどで、「身寄りのない人」の問題が取り上
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清水町は10日、認知症サポーター養成講座を町福祉センターで開いた。町内3郵便局が受講し、認知症や高齢者への理解を深めた。 長沢、三島徳倉橋、三島清水の各郵便局の職員計10人が参加した。町地域包括支援セ
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公的年金制度改革を求める学者らでつくる制度・規制改革学会は7月に厚生労働省が年金改革案を提示したことを踏まえ、支給開始年齢の引き上げなど踏み込んだ改革を求める提言を発表しました。年金制度は高齢者への過
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平均年齢77歳―。島田市の高齢男性5人でつくる「東川根上ギター愛好会」が9日、同市の介護施設「アポロン伊太」で200回目の公演を行った。2014年12月の発足以来、ボランティアで介護施設や地域の祭りで
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タレントの石田純一さんがひつぎからむっくりと起き上がり、笑顔の本人を前に妻の東尾理子さんが弔辞を読む-。8月に東京都内で開かれた「エンディング産業展」で、こんな生前葬イベントが行われた。 石田さんは
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「趣味だったスポーツをやめた」「外出しにくい」。陰部のかゆみや尿漏れといったフェムゾーン(腟や外陰部)のトラブル「GSM(閉経関連尿路性器症候群)」に悩み、何かを諦めたり、楽しい時間が奪われたりするポ
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問 最近、健康に気を使うようになり、サプリメントを飲んでいます。しかし、雑誌でサプリメントと薬の飲み合わせが悪いものがあるという記事を読みました。私は病院で処方された多くの薬を服用しているのですが、現
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東京商工リサーチは7日、4~9月の介護事業者の倒産(負債額1千万円以上)が95件だったと発表した。介護保険制度が始まった2000年度以降、上半期として最多を更新した。23年度上半期と比べ66・6%増。
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SBS静岡健康増進センター公開講座「聞いてなるほど!いきいきライフ」(同センター、静岡新聞社・静岡放送主催)が6日、静岡市葵区のしずぎんホールユーフォニアで開かれた。静岡てんかん・神経医療センターの小
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厚生労働省は、2023年に脳死下の臓器提供者131人から提供された831の臓器のうち192の臓器の移植が見送られ、延べ3706人の患者の移植を断念したとする調査結果を発表した。人手や集中治療室(ICU
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静岡県としずおか健康長寿財団は2日、企業職員の介護離職を防止するセミナーを静岡市葵区の県総合社会福祉会館で実施した。 一般社団法人日本顧問介護士協会の西山猛司専務理事が講師を務め、県内企業の経営者ら約
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静岡カウンセリング研究会(五井富子代表)は17日午前10時から11時45分まで、シニア向け交流会「ちょっと一息シニア世代が自由に語り合う会」(全3回)を静岡市葵区東草深町のアイセル21で開催する。 交
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遠州信用金庫(浜松市中央区)は3日までに、体が弱ったり、認知症を発症したりした場合、預金者に代わって親族らが預金取引を行える「代理人サービス」と「将来のための代理人サービス」を開始した。老後の財産管理
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かむ・飲み込む力が衰えた高齢者向けに調理された介護食や嚥下[えんげ]食。これまで味や見栄えは二の次とされてきたが、最近はおいしさや彩りにこだわった食品が増え、一流シェフが監修したレシピも登場している。
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発達障害という言葉が広まり始めて四半世紀ほどになるだろうか。この間、支援法ができ、発達に遅れや偏りがあると診断される子どもが急増。特別支援学級・学校は増え続けているが、教員や施設が足りていない-。 そ
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静岡県はこのほど、生まれてから健康に生活できる期間を示す「お達者年齢」を初めてまとめ、2022年は男性が80・1年、女性が84・3年だったと発表した。市町別では、男性が菊川市の81・8年で1位、女性が
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身近に仏具を置くことで故人への思いとともに日々を送る―。現代の暮らしになじむ新感覚のデザインの仏具が注目されている。かばんに取り付けられる携帯アクセサリーや手紙をつづった後にお香とともにたける製品、大
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聖隷クリストファー大リハビリテーション学部の学生による認知症の講座がこのほど、浜松市天竜区上野の下阿多古ふれあいセンターであった。記憶をつくる脳内の海馬の働きを、体を動かしながら解説した。 地域の高齢
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三島の「鉄人」が再び日本新を更新した。三島市中央町の水口敬康さん(90)が8月の静岡マスターズ陸上競技選手権大会男子M90(90~94歳)クラス立五段跳びで8メートル72を記録し、M85クラス時代に続
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藤枝市の北村正平市長は19日、本年度で100歳を迎える同市岡部町子持坂の秋山和江さん宅を訪れ、長寿を祝った。 秋山さんは1924年11月24日生まれの99歳。計算問題や塗り絵が得意で、デイサービスに週
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浜松市中央区の住吉自治会は21日、敬老祝賀会を同区の聖隷浜松病院で開いた。77歳以上の対象者のうち約170人が集い、長寿を喜び合った。 同市出身の落語家柳家花いちさんが登壇し、演目「皿屋敷」や大道芸「
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浜松市天竜区の各地で21日、敬老会が開かれた。地域の高齢者や家族が集い、長寿を祝い合った。 佐久間町の特別養護老人ホーム「さくまの里」では、施設の利用者や家族ら約100人が集まり、米寿(88歳)や10
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公益財団法人千の花々メモリアルガーデン(伊東市)は21日、国立公園内で日本初の樹木葬霊園「はなうたガーデン伊東」を同市吉田に開園する。信仰や国籍、人種を問わず、多様性を尊重した新たなスタイルの霊園事業
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認知症の行方不明者の家族らが、同様の悩みを抱える人たちを支援しようとNPO法人を設立し、20日、東京都内で記者会見を開いた。家族同士の集う場開催や捜索に向けた助言をする。代表理事の江東愛子さん(46)
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21日の「認知症の日」を前に、公益社団法人「認知症の人と家族の会」県支部や県などは20日、認知症の理解促進につなげようとJR静岡駅構内で啓発活動を実施した。同会や県などの職員24人が相談窓口を案内する
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静岡市葵区の社会福祉法人「楽寿会」は18日、静岡県演奏家協会静岡第2支部のプロ奏者を招いた演奏会を同区の楽寿の園高齢者総合福祉エリアで開いた。 利用者が芸術に触れて心の癒やしを得ることを目的に、毎年9
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裾野市は28日午後1時半~4時、認知症への理解を深めてもらうイベント「認知症フェスタ」を市生涯学習センターで初開催する。 前半は市の認知症サポート体制に関する講演や介護体験者による座談会。後半は地域包
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記録的猛暑となった真夏に続き、気象庁によると10月に入っても全国的に気温は平年より高い見込みだ。長引く暑さで疲労も蓄積する中、シニア世代が健康を維持していくためのポイントを、各地の事例や専門家のアドバ
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昨今、結婚している40代までの男女のうち、1カ月間性交渉がない「セックスレス」の人の割合が過去最高の48・3%だった、との報道を目にしました。ポスト更年期世代もひとごとではありません。ある調査では、セ
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「治る薬ができないかな」。ある日、難病を患う母がふとつぶやいた。普段は病気のことを口にしない母の本音に胸が痛んだ。 厚生労働省は昨年、製薬会社エーザイなどが開発したアルツハイマー型認知症薬「レカネマブ
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静岡県としずおか健康長寿財団は、シニアの社会参加を後押しする「60代から考え“楽しく過ごす”ための講演会」の参加者を募集している。浜松市(21日)、下田市(28日)、静岡市(1
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静岡県はこのほど、外国人介護職員の職場定着を図るため、出身国別の研修交流会を静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開いた。県内の施設で働くインドネシア人11人が参加し、介護の知識を学ぶとともに、日本で生活し
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政府は高齢化対策の中長期指針「高齢社会対策大綱」を6年ぶりに改定した。一人暮らしや認知機能低下の高齢者の増加などの環境変化を踏まえた。現場で変化を知る地方自治体には、実情に応じたきめ細かな施策が求めら
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9月16日は敬老の日。製品評価技術基盤機構(NITE)は、身の回りで高齢者の事故が発生しやすい事例を説明し、注意喚起している。キーワードは「溝や隙間」。道路や住宅といった身近な場所にあり、対策が必要だ
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21日の認知症の日を前に、日大三島高のインターアクトクラブの生徒が12日、認知症の理解促進につなげようと三島市役所で啓発活動を行った。同クラブは2年前から、「認知症の人と家族の会駿東田方地区会」の街頭
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認知症の診断や予防に人工知能(AI)を活用する動きが進んでいる。エクサウィザーズ(東京)は1分ほどの会話の音声をAIに分析させ、認知機能が低下していないかどうかを判定する技術を開発中だ。昭和大、金沢大
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カスタマーハラスメント(カスハラ)をめぐる問題について、SBSラジオのワイド番組「ゴゴボラケ」と連動し、リスナーの皆さんに番組のX(旧ツイッター)で「『お客さまは神様です』この考えどう思う?」と聞いて
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「久しぶりに化粧をした。きれいにしたらやっぱりお出かけしたくなるね」。高齢女性らを対象にした美容セミナーの後に聞こえてきた言葉だ。笑顔で会場を後にする参加者の姿が印象的だった。 唾液腺を意識し、円を描
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敬老の日(16日)を前に浜松市の中野祐介市長が12日、本年度に100歳を迎える高齢者宅を訪れ、長寿を祝った。 訪問したのは、来年3月に100歳を迎える大橋せつさん(中央区)と6月に100歳を迎えた遠山
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浜松市浜名区三ケ日町の三ケ日図書館は世界アルツハイマー月間(9月)に合わせて29日まで、認知症に関する書籍をそろえた特設コーナーを設けている。 「まず知ることからはじめよう」をテーマに、予防、ケア、若
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西伊豆町で認知症サポーター養成講座などを実施している町キャラバン・メイト連絡会(土屋恵子代表)は10日、同町の田子公民館で軽度認知障害(MCI)の周知へ講話を行った。田子体操クラブのメンバーを対象に、
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ショッピングや旅行といったお出かけ、趣味に没頭する時間…。ポスト更年期の楽しい時間を妨げるのが、フェムゾーン(腟や外陰部)のトラブル「GSM(閉経関連尿路性器症候群)」です。 主な症状の
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16日は敬老の日。「無印良品」の創設から携わるなどクリエーティブディレクターの草分けで、米寿の今も活躍する小池一子さんに、年齢を重ねて感じる日常の味わいを寄稿してもらった。 納涼ととりあえず銘打って
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問先日、友人から、親が認知症と診断されたと聞きました。私自身、認知症についての理解が浅く、両親も高齢になり、とてもひとごととは思えません。認知症について理解を深めたいと思うのですが、良い機会があれば教
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都道府県別の2024年度最低賃金改定額が8月29日に出そろった。時給の全国平均は51円上がり1055円となる。上げ幅は過去最大で時給も最高額だ。これにより賃上げ機運が高まり、労働者にとっては歓迎すべき
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JA遠州中央は10日、管内で収穫されて精米されたばかりの新米40キロを天竜厚生会(浜松市天竜区)に寄贈した。山田耕司代表理事理事長が同会研修センター(浜名区)を訪ね、施設利用者に「遠州中央コシヒカリ」