メーガン妃のポッドキャスト新番組「Cofessions of a Female Founder(女性創設者の告白)」第2回目が15日にリリースされ、メーガン妃は2020年に自身が経験した流産について告白した。米紙ニューヨーク・ポストが15日、報じた。
メーガン妃は女性のための非営利団体「ガールズ・フー・コート」の創設者レシュマ・サウジャニ氏と対談。「もしあなたがこのこと(流産)について話すことに抵抗がなければ、このことを取り上げます。なぜなら、あなたはガールズ・フー・コード活動中に、あなたに起こっている人間関係の出来事や、経験した流産などについて公に話してきたことを私は知っているからです」と自身の流産経験について話し始めた。
メーガン妃は5歳の息子アーチー王子と3歳の娘リリベット王女が誕生した間の年である2020年月に流産した。妃は同年11月にニューヨーク・タイムズに掲載された1000語の個人的なエッセイで初めてこの体験を明らかにしているが、改めて流産について話すのは珍しいことだった。
「アーチーのおむつを替えた後、急に腹痛が走りました。彼を抱きかかえたまま床に倒れ込み、落ち着かせるために子守唄を口ずさみました。その明るい曲調は、何かがおかしいという私の感覚とは正反対でした。第1子を抱きしめながら、第2子を失うのだと悟ったのです」と、メーガン妃は当時を振り返った。
さらには「数時間後、私は病院のベッドに横たわり、夫の手を握っていました。2人の涙で濡れた手のひらの湿り気を感じ、指の関節にキスをしました。冷たく白い壁を見つめていると、目がうつろになりました。私たちがどのように癒されていくのか、想像してみました」とも語った。
メーガン妃は流産した当時、疎遠となっていた父トーマス・マークルさんに宛てた私信を掲載したとして英紙デーリー・メールを訴えていた。ヘンリー王子は2022年にネットフリックスで配信されたドキュメンタリーシリーズの中で、メーガン妃の流産はデーリー・メール紙の責任だと非難している。
その後もメーガン妃はサウジャニ氏に母親であることについて感傷的ながら熱く語った。第1回目は批判の嵐を巻き起こしたが、今回の放送はどんな反応を見せるのか、注目されるところだ。