迷路館の殺人



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初公開日(参考)1988年08月
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長編小説

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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)

2009年11月13日 迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)

奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第三作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.06pt

迷路館の殺人の総合評価:7.80/10点レビュー 158件。Sランク


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全32件 1~20 1/2ページ
No.32:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

迷路館の殺人の感想

もちろん面白かったです.
ただ,このところ中山七里作品を読み漁っていたこともあり,どんでん返しの衝撃にやや不感症気味になってきているかも知れません.

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.31:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

迷路館の殺人の感想

いまさら読んでみた。
いろいろ詰め込みすぎた結果
いまいち
動機・登場人物のキャラ・舞台設定・密室殺人のトリック
真相・作中作の物語 すべてが薄口
連続殺人事件の不気味さもないため
さらっと読めてしまう
時間つぶし程度で期待して読まない方が良い


jethro tull
1MWR4UH4
No.30:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

巧妙などんでん返し

途中まで読んで、「何か犯人分かったし、トリックも大筋分かっちゃったなー」とか思ってました…が、最後の最後まで読んでようやく自分の無能さに気付かされました。大変申し訳ございませんでした。
大どんでん返しモノが好きな方に特にオススメ。

テルテル
9638XNHX
No.29:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

素敵なラビリンス状態


▼以下、ネタバレ感想

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アントンリブ
J9QWGWDO
No.28:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

迷路館の殺人の感想

個人的には綾辻氏最高作。
犯人を当てるだけがミステリーではないのだとラストにどんでん返し、間違ってもこれ以降の作品を先に読んでは駄目ですよ~

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.27:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

十角館より好き

個人的には、十角館より好きです。
一番好きな小説かも。
人に勧めたい。

halhi
II1T2RT1
No.26:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

幾重にも張り巡らされた遊び心

館見取り図が本当にまんま「迷路」なのがブッとんでいます。
館シリーズの中でも「実物を見てみたい館」でも「住みたくない館」№1でしょう。
そんな迷路の館の中に閉じ込められ連続殺人が起こるクローズド・サークル物というだけで好きな人にはたまらないでしょうが、定番の叙述トリックや作中作という特殊構成、はたまた迷路を利用した物理&心理トリックなど、手軽に読める長さながら盛りだくさんな要素が詰め込まれたお得(?)な作品に仕上がっています。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.25:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

作中作

一体どこまでが小説なのか、全てが小説中のフィクションであるにも関わらずそんなことを考えてしまいました。それだけ物語に入り込めたのだと思います。

私は順番通りに館シリーズを読まずに、先に黒猫館を読んでしまったのですが、順番通りに読むのがオススメです。

▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.24:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

もっと早く読めばよかった

前作の水車館がいまいちだったので
読むのを少し敬遠していた本作。
が、しかししかしなぜもっと早く読まなかったんだ!という後悔の念に駆られました。
間違いなく今まで読んだ中で1番面白かった作品です。
これからもしこれを超える作品に出会ったらいったい何点つければいいんだろうか?(笑)

▼以下、ネタバレ感想

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マビノギオン
ETOPY8N1
No.23:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
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迷路館の殺人の感想

二十数年振りの再読。鹿谷門美の正体が最後まで分からないほど、すっかり初読状態で読んでいました。しかし本作は面白かったですねぇ。こんな建物が有る訳無い、この設定が出て来た時点で、現実世界からはぶっ飛ばされる訳です。その為、作中作パートラストの謎解きも、こう言う動機も有りなんだ、と納得していました。しかし、エピローグで世界がひっくり返る様な衝撃。なるほどねー。スピード感のある展開と、二転三転のどんでん返しで楽しませてもらいました。リアリティは求めずパズルに徹する、こう言う作品も良いな、と改めて思いましたね。

なおひろ
R1UV05YV
No.22:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

騙されたいあなたへ

私は昨日の夜中に本作を読み終えた。
その後、ほぼ1日経過した今レビューを書いている。
その間、呆然としてしまい、なにもやる気が出なかった。
次の本を読むのがもったいなくて、感慨に耽っていたのだ。

そろそろ感想だが、1ページ目を読んだ瞬間から騙されているので注意してくれ。
本の中に本があるという作中作なのだが、この作者は誰だと初めに問いかけてくるが、
これにも絶対に騙されるだろう。
騙されている中で更に騙されるのだ。
そして話が進み、犯人が明かされるが、その後の真相にも騙される人がいるだろう。
かくいう私もこの真相にも騙された。この真相を看破できた方はすごい!

最終章の「エピローグ」に全てがつまりすぎて驚きの連続。
さあ、みんな騙されましょう。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.21:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

なかなかの作品


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カミーテル
MCFS6K6O
No.20:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館シリーズ第3弾

小説の中の小説というところが面白いです。

わたろう
0BCEGGR4
No.19:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

この凝りようが堪らない!

迷路館。
この題名を見たときにようやく本格ミステリらしい館が出てきたと思った。しかし表紙絵は記念碑のようなオブジェが森の彼方に見えるだけで「あれ?」と思ったものだが、開巻するやいきなり妙に凝った装丁だったのに驚いた。本の中に本がある、しかも講談社ノベルスを何から何まで模倣したそのデザインにニヤリとした。こういうのを作中作という趣向だというのを本書の解説で初めて知ったのだから、いかに私がまだヒヨッコだったのかが解るだろう。
しかも中に収められた館の間取り図はもう生活すること自体を全く無視した本当の迷路が館の中に組み込まれてあり、逆に私は「コレだよ、コレ!」と喜んだのを覚えている。ここまで奇抜な館を用意するとリアリティ云々は吹っ飛んでしまい、もうその異質な世界で繰り広げられる殺人劇を今か今かと不謹慎ながら待ち受けるだけであった。
建築関係の仕事に進んだ今だとこの館を見てすぐに「ありえない」と一笑に付すだろう。なぜなら日本の現行の建築基準法に全く適っていないからだ。しかもこれが日本で名高い建築家の手になる仕事だというのだから、抱腹絶倒、荒唐無稽とは正にこのことである。しかし当時学生だった私はそんなことは露知らず、純粋に物語に没頭することが出来た。これこそその時が私にとって読むべき時期だったのだと今になって思う。ちなみに私の専攻は土木であり、建築学は全くの門外漢であった。しかし就職すれば会社はそんなことには頓着せず、土木も建築も一緒くたでせざるを得なくなる。まあ、でもこれはいい誤算ではあった。

さてそんな館を用意した綾辻氏はさらに本格ミステリ好きの中枢神経を刺激する設定を放り込んでくる。その館の主は宮垣葉太郎という本格ミステリの巨匠であり、そこで彼の弟子とも云える新進作家たちを読んで競作を行い、優れた作品を書いた者には彼の名前を冠した賞と賞金を送るという設定。いやあ、堪らない設定だ。しかもこのシチュエーションは当時の新本格シーンを牽引し、若い本格ミステリ作家を推薦して次々とデビューさせた島田氏、そしてその推薦を受けた綾辻氏、法月氏、我孫子氏、歌野氏の境遇をそのまま投影したようで、フィクションながら一部ノンフィクションのような錯覚を覚えた。だから作中に出てくるそれぞれの作家、評論家、編集者の実際のモデルは誰なのだろうと空想に耽ったりもした。

しかし、これだけミステリ好きをくすぐる設定は冷静に眺めると非常に異様な光景である。なにしろこの競作は宮垣氏が自殺した状況下で行われるし、こんな住みにくい迷路の家にこもって創作すること自体もまた異様だ。そして連続殺人事件が起こるのだが、それでも逃げ出さず、館に居続け、捜索を続ける彼らは狂気の作家達と云えよう。全てが終わり、事が公になったとき、果たして彼らの社会的評価というのはどうなるのか?などという懸念が今更ながらに湧いてくる。

しかし本書を読むのにそんなことを気にしてはいけない。本書は日本に似たどこか別の国で行われた事で捉えるぐらいの寛容さで臨めばかなり楽しめる作品で、私は館シリーズで2番目に好きな作品である。迷路館という特殊な館を存分に活用したトリックに加え、事件が終った後で判明する真相にはかなり驚いた。館シリーズと呼ばれるこのシリーズで初めて館が主役となった作品だと思う。

ちなみにここで出てくる宮垣氏の畢生の大作『華麗なる没落のために』はその実、鮎川哲也氏の未完の作品『白樺荘事件』を指していたのではないかと私は思っている。まだ見ぬ巨匠の作品を一刻も早く読みたい、そしてそれは巨匠最後にふさわしい傑作に違いないという思いが込められているように感じた。

で、ミステリを数こなした今、この3作を振り返ると綾辻氏はトリックとロジックという本格ミステリの王道と思われがちだが、実は叙述トリックの使い手でもあるということ。その分野では折原氏の名が広く知られているが、この館シリーズ3作は全て叙述トリックが仕掛けられていることに気づくだろう。どこかの対談かコラムで作者自身、叙述トリックこそが本格ミステリにおける最後の砦のようなことも云っていた記憶がある。
叙述トリックはその名自体がネタバレという人もいるが、私は一つの意見として受け取るに留めている。なぜなら優れた叙述トリックはそれを意識しても看破できず驚きをもたらすからだ。

とりあえず綾辻作品は本作で一旦休憩。次の作家に移るとしよう。

Tetchy
WHOKS60S
No.18:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

いくらなんでも品がないですよ

絢辻作品は好きですが、この作品に関してはいただけない。
だって

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しこちん
CJ9HTH4K
No.17:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

館シリーズ③迷路館の殺人の感想

読了から少し経ってやっと書こうと思い立つことが出来た。
3月も半ば。読み始めてから終るまでそこまでかからなかった面白い本であった。

本の中に本があるというスタイルの「館」シリーズ3作品目。まずそこから「ほう…。」と興味を惹かれた。
中村青司の建てた館も3つ目である。果たして今回はどのような館なのか……。

本文は島田のもとへ知り合いという"鹿谷門実"からの本が届く。内容はある迷路館で起こった殺人事件を題にした推理小説であった。
そして、この鹿谷門実は内容にある迷路館という閉ざされた地下の空間で起こった惨劇の関係者の一人であったのだ。
鹿谷門実の見てきた惨劇とは。そして、この閉ざされた空間で起こった殺人の犯人とは。
それから、この"鹿谷門実"は誰なのか。

たくさんの謎が最初に与えられる『迷路館の殺人』である。

▼以下、ネタバレ感想

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りゅかさん
DSQDHULA
No.16:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

迷路館の殺人の感想

館シリーズ3作目
綾辻先生の館シリーズ安定の面白さです
王道の館、密室、連続殺人ですが、王道でありながら毎度驚きがあり、新鮮です
犯人は誰か、作者は誰かという、二重の謎解きと叙述トリックは見事です。
作者は後々の作品にも大きく関わりますし、館シリーズが気になる方は、発行順通りに是非読んでほしいです。
とても面白い作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
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(8pt)

迷路館の殺人の感想

館シリーズは好きです。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.14:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

迷路館の殺人の感想

トリックに対する自分の推測が的中して小躍りしていたらその直後からの、恒例「抜け穴」の場所・真犯人・そしてストーリー全体の仕掛けにまんまと嵌められた(綾辻さんはフェアプレイなので当たる時は当たる)。これは流石に分からなかった。巻を追うごとに面白くなっていく。

水生
89I2I7TQ
No.13:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

迷路館の殺人の感想

本格推理物で初めて読んだ作品でした。
途中まで微妙だとか思ってたけど、最後でやられた!

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てかる
0GNE3VWJ
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