稲見萌寧1年4カ月ぶり60台「成功体験を積み重ねていくしかない」アクサ・レディース

[ 2025年3月28日 18:33 ]

女子ゴルフツアー アクサ・レディース第1日 ( 2025年3月28日    宮崎県 UMKCC=6538ヤード、パー72 )

<アクサレディース 第1日>1番、フェアウェーを歩く稲見 (撮影・西川祐介)
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 20~21年賞金女王でツアー通算13勝を誇る稲見萌寧(25=フリー)が4バーディー、1ボギーの3アンダー69をマークし、首位と1打差の4位と好発進した。

 国内ツアーで60台をマークするのは23年最終戦ツアー選手権リコー杯最終ラウンド(69)以来1年4カ月ぶり。スコアを提出した稲見は「アンダーパーはプライベートを入れても今年2回目。アンダーで回れたのも、60台で回れたのも大きい」と晴れ晴れとした表情で話した。

 強風の中でも崩れなかった。流れを引き寄せたのが7番パー3のパーセーブ。ティーショットが左に曲がり、第2打もグリーンに乗らなかったが、10ヤードのアプローチを放り込んだ。続く8番パー5は第3打を1・5メートルにつけて、9番は9メートルの長いパットをねじ込んで連続バーディー。11番でも10メートルを沈めて伸ばし「今日はアプローチで耐えてうまく行けたので、内容よりもスコアの方がちょっと良かったかな」と白い歯を見せた。

 コロナ禍の影響で統合された20~21年シーズンに9勝を挙げて初の賞金女王を獲得。21年東京五輪では銀メダルを獲得した。しかし米ツアーに本格参戦した昨季は18大会に出場し予選通過6回と苦戦。ポイントランク106位でシードを逃し、日本ツアー復帰を決断した。

 好調だった21年のスイングの感覚を取り戻そうと試行錯誤を続けている。しかし開幕から2戦連続予選落ちと結果が出なかったため少し軌道修正。「ずっと体の動きが良くなるようにやっていたけど(今週は)オンプレーンで振ることを意識した」。今季は新モデルのアイアンを投入したが、今大会は高校時代から愛用してきたエースに戻した。歯車がかみ合い、久々の好スコアにつながった。

 「こんな感じで頑張ってればアンダーが出るんだと。やってきたことは間違っていないのかな。1回出ただけなので自信ではないけど。成功体験を積み重ねていくしかない」。胸中はまだ半信半疑。それでも復活の兆しは確かにある。そして23年TOTOジャパン・クラシックを最後に遠ざかる優勝も視界に入っている。

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