中嶋常幸がTBS「マスターズ」中継の解説卒業 10日開幕の今大会で27年間の歴史に「一区切り…感謝」

[ 2025年4月6日 13:00 ]

中嶋常幸
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 男子ゴルフの中嶋常幸(70=静ヒルズCC)が10日に開幕する「マスターズゴルフ2025」を生中継するTBSで1999年から27年間努めてきた解説を卒業することが6日、同局から発表された。

 最後のマスターズ解説を前に中嶋は「日本人の優勝にも関われたし、たくさんの思い出をもらいました。27年も解説できたことに感謝しかありません」と27年間見届けてきたオーガスタでの世界最高の戦いと自身の解説人生に思いをはせた。

 今回で卒業となるが「マスターズはライフワークなので、一区切りをつけますが、いろんな形で関わっていければと思います」と違った形でのマスターズ“参戦”に意欲。そして「ありがとうございました。私の最後のマスターズ解説を是非テレビでご覧いただければと思います」とコメントした。

 技術と経験に裏打ちされた解説で数々の名場面を伝えてきた中嶋。最後の解説は見逃せない。

 「マスターズゴルフ2025」はTBSとBS―TBSで10日(木)後11時56分から大会終了の14日(月)まで連日約8時間の生中継を行い、4日間計32時間LIVEでお届けする。

 TBSが「マスターズ」の衛星生中継を開始したのは1976年。今年で50回目の放送という節目の年を迎える。超一流選手たちが熱戦を繰り広げるのは「世界一美しいコース」といわれるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ。トッププロたちが「この大会は最も素晴らしい」(タイガー・ウッズ)、「一番獲りたい大会がマスターズ」(松山英樹)などと口をそろえる。その勝者のみに与えられるのが栄光の「グリーンジャケット」。前年覇者から授与されるグリーンジャケットに袖を通すことがゴルフ界最大の栄誉とされている。

 日本人唯一の出場となる松山英樹はPGAツアーの今シーズン初戦「ザ・セントリー」でツアー最少スコアの35アンダーで優勝。その勢いのまま、マスターズで史上19人目となる複数回(2度目)優勝を目指す。

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