2015-01-14

職場の後輩が超かわいい

職場の後輩に毎日ダメ出ししている。

仕事ときは最低限のメイクくらいしてこようよ」

「なんでメールに添付しますって書いて毎回添付してないの?」

「なんでこの請求書の単価、先月と違ってるって気づかないの?」

タイムカード押してから下のコンビニに買い物に行くのやめなよ」

「雑に二回やるくらいならゆっくりでもきちんと一回で済ませる方が100倍いいんだけど?」

一緒に外回りもするけど、後輩はローヒールとかパンプスでも小学生並みにゆっくり歩く。それで小動物みたいな小走りでやっと追い付いてくる。息を切らせているので「外行く仕事があるんだから、せめて歩ける靴で来ようよ」と諭す

ランチのあと、短い手で必死になって皿を重ねてるので「油ものとそれ以外の皿を混ぜて重ねるの、お店の人に迷惑から分けられないならそのままにしときなよ」と諭す

エレベーターに乗ってるとき仕事質問とか言いながらわたしのスリーサイズを聞いてくるので「公共の場仕事の話しないで。誰が聞いてるかわからない」と諭す

エレベーター上司と乗って、わたしが開閉のボタンを押していると後輩が入り口をふさぎながら上司に「どうぞ」って先におりるようにすすめてるので「最後までボタン押してるの私なんだし、(それなら遠慮せず)さっさとおりてくれる方が助かる。それか、ボタン係やるかどっちかじゃない?」と諭す

会社飲み会にだるそうに「自腹だったら行きたくないです」って言ってきたけどお金がないのが見え見えすぎたので「いい大人がそういう恥ずかしい発言しないで。思うのは自由だけど口に出すな。都合悪いとかなんとか、方便はいくらでもあるでしょ」と諭しながらとりあえず払うから来いと誘う

わたしに話しかける時「(先輩)さーん」と語尾をのばしてくるので「仕事中は甘えた声だすのやめようよ。仕事の話は普通にしてくれる?」と萌え死にしそうなのを必死に我慢しながら諭す

後輩はわたしより6歳下だけど、わたしのことをキレイだし年々若返ってる気がするとかい理由から「先輩は蛇の生き血を飲んでる」ってみんなに真面目な顔で言い始めるので「バカなの?そういう事を何も考えずに口に出すような人間のまま、30歳になるつもり?」と今すぐ持って帰りたくなるのを我慢しながら諭す

こんな風に毎日怒っている。ちょっと神経質な人なんだなと思われるかもしれないけど、上司も「あいつと話すときは緊張する」って言わせるくらい仕事はしているキャラから、後輩萌えカミングアウトしたくても周囲から何を言われるかわからなくてツライ。

仕事はよく聞きに来てくれるし、後輩が失敗しても声を荒げる事はない。でも、そこからかわいい淡々と叱っていると後輩は自分がどうしようもないバカになった気がしたのか泣かせてしまった事がある。そのときも「どうして泣くの?叱られて不本意?」といじめた。後輩は泣いている姿がまたかわいくて、仕事教えてくださいって頼んできても、注意するたびに泣くので「お仕事できるようになりたいって言うから、気がついた事をできるだけ教えようと思ってたんだけど、毎回泣くし話にならないからもういいかな?結局教えても教えたとおりにやらないし、仕事ができるようになるには私に聞く以外にもいろいろやり方あるから自分でがんばって」とさらに追い込んでしまった。

わたしから見る限り、後輩は教えたとおりに仕事ができそうにない。人とずれまくった解釈で、勝手とんちんかんな事をしはじめる。仕事の説明をしたあと必ず「質問ある?」「気になるところある?」と聞いては見るけど、質問はない。そもそも理解できているはずがないから。それでいて説明と違う事をしているとわたしの立場があぶないからと怒る。そのときも泣いてしまった。そうしたら、隣の席のおじさんに「あの人は怖いけど、ちゃんと教えてくれてるんだからがんばって」と慰められていた。下心見えすぎでキモいを余裕で通り越して殺意を覚えた。後輩は「先輩怖いけど、がんばります」って答えていた。それがいつの間にか、後輩が「先輩にいじめられた」と言いふらしている事になっていた。キモいおっさんが噂を広めたことを思うと後輩を忘れて怒りに打ち震えつつも、同時にわたしのドS魂に火がついた。

仕事上の最低限の会話はあるけど、基本的はいないものとして扱ってみる。「もう一回がんばりますので」って言ってきたけど「がんばるなら自分でどうぞ。なんで時間割いて仕事教えて、毎回泣かれて、少しも覚えなくて、かといってメモも取らなくて、私がパワハラしてるって噂を流されなくちゃいけないの?」と、我ながらドS過ぎると思わずにやけてしまいつつ言ってみた。見た目ゆるふわにしてるけど、勝手元ヤンって噂されているのもあるので、こういうときの怯えた後輩はすごくかわいい。頭から丸呑みしたい。

新年会の時、部長がわたしに「いろいろ言うヤツいるけど気にするな。お前はちゃんとやってるのはみんな見ているし俺も媚びる女は嫌いだ」って話しかけてきた。わたしがこういう男を最も嫌っていることを理解できていないようなので「媚びたっていいんですよ、仕事ができれば。仕事ができて媚も売れるなんて心に余裕があるってことでしょ?私はできないのに媚びてるのがイヤなんです。媚売るエネルギー仕事の一つも覚えればいいのに」って言ってやったら自分のことだと気付いた部長はさっさと席を移動していった。そんなわたしを後輩がまたちらちら見ている。どうしよう。かわいい

http://anond.hatelabo.jp/20150113220036

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