トランプ流資本主義の到来 「身内第一」が奪う米の強さ
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トランプ次期米大統領の就任まで残り10日。ウォール街ではトランプ氏が株価を自身の評価のバロメーターと捉え、市場重視の政策を打ち出すとの期待がある一方、過度な身内びいきが市場原理をゆがめることへの警戒感も浮上している。政治と企業がカネ・コネで密接に結びつく「縁故資本主義」が米国の先行きに影を落とす。
長男招き入れた企業、相次ぎ株高
大統領選の熱気が覚めやらぬ2024年11月下旬、米ドローン部品製造...

世界のマーケットを俯瞰しながら、最先端のトピックやテーマをベテラン記者が独自の視点で取材・分析するコラムです。市場の動きを通じて世界経済の今をお伝えします。