培養肉、ルール整備でつまずき 食料安保のリスク要因に
安全保障とeconomy
世界的な食料危機への備えになる培養肉が一部の国で実用段階に入ってきた。日本の食品会社や大学も研究開発を続けているものの、食品として流通させるルールが未整備で事業の展望を描けずにいる。次世代の食品産業の育成で後れをとれば、豊かな食卓を守るのは難しくなる。
牛肉などの肉類は今後、一層「高根の花」になるかもしれない。
帝国データバンクによると、1〜9月の焼肉店の倒産件数(負債1000万円以上)は39件...
安全保障の話題には難解な印象や苦手意識を持つ人が少なくありません。「経済」を補助線に、暮らしやビジネスに身近な「自分の問題」として考えます。