「タカ派日銀」に身構える債券投資家 逆イールドも視野
田村峻久
国内債券市場で金利の上昇(債券価格は下落)ペースが加速している。特に短い年限で上昇幅が大きく、2年債や5年債の利回りは16年ぶりの高水準だ。中期債の不人気ぶりに映るのは「政策金利の最終到達点(ターミナルレート)は1%にとどまらない」と見越した銀行勢の消極姿勢。売りが売りを呼ぶ展開がさらに先高観を強める。
「想定しているターミナルレートにはまだ遠い。日本国債への投資を控えざるを得ない」。ある大手地...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。