大阪万博に府民「想像以上の体験!」 混雑緩和へ会場リハ

大阪・関西万博の13日開幕を控え、人工島、夢洲(ゆめしま)に来場者を招いたリハーサル「テストラン」が5日、2日目を迎えた。一般向けに初めて万博を公開し、無料招待の大阪府民らがパビリオンなどを楽しんだ。会場はにぎわい、1時間以上の入場待ちもみられた。
「想像以上の体験だった。現地に行ってみたくなった」。無料招待の府民として来場した大阪市の会社員、秋山泰敏さん(63)はサウジアラビア館を訪れた。同国のまち並みを再現した中庭を巡り、伝統的な衣装を着たスタッフと会話を楽しんだという。

同府豊中市の無職の女性(71)は、世界最大級の木造建築物「大屋根リング」(1周約2キロメートル)の迫力に驚きを隠せない様子。「孫にも見せたい」と声を弾ませた。
テストランは一部のパビリオンや飲食店をオープンさせ、動線や運営上の課題を洗い出す。4〜6日の日程で約11万人が参加する。4日は関係者限定で、5日から無料招待の大阪府民約4万人や教育旅行の下見に対象を広げた。

万博は1日最大22万人超の来場者を見込み、初日は予約だけで既に12万人を上回る。約4万人が参加した5日のテストランでは、手荷物検査などを行う入場ゲートの一部を閉鎖し、スムーズな入場が機能するかをテストしたが、入場待ちの列もみられた。
企業関係者の枠を使い、家族4人で茨城県から訪れた不動産業の男性(47)は入場ゲートの通過まで1時間以上かかったという。目当ての海外パビリオンに入れず、「楽しみにしていたのに残念だ」とこぼした。
会場最寄りの夢洲駅に向かう大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)中央線も、最短2分半間隔で運行する午前8時台に車内が混み合った。来場者の満足度を高めるため、運営主体の日本国際博覧会協会や関係機関は混雑緩和策を改めて精査する。

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)は2025年4月13日から10月13日まで大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で開催されます。公式キャラクターは「ミャクミャク」。パビリオンの解説やアクセス方法のほか、イベントや参加国・地元の動きなど最新ニュースを豊富な写真や動画でお伝えします。