グラングリーン大阪、南館が開業 関西名店やホテル集積

JR大阪駅北側の大型再開発エリア「グラングリーン大阪」で21日午前、南街区の複合ビルが開業した。同日、隣接する商業施設「うめきたグリーンプレイス」も営業を始めた。4月開幕の大阪・関西万博に向け、「大阪最後の一等地」と呼ばれた一帯が本格始動する。
グラングリーンは2024年9月に先行開業した。旧梅田貨物駅跡地「うめきた地区」の再開発で、13年開業のグランフロント大阪に続く2期プロジェクトだ。三菱地所や阪急電鉄、オリックス不動産など9事業者が参画する。総面積9万1000平方メートルの敷地の半分を緑地公園が占める。残る南北街区のタワーマンションなどの建設を経て、27年度に全面街びらきする予定だ。

21日の開業セレモニーに出席した三菱地所の中島篤社長は「万博開幕に先がけて、国内外から多くの来訪を受け入れる準備が整った」と語った。
南街区には英観光メディアが企画し、大阪や京都の名店が入る大型フードマーケット「タイムアウトマーケット大阪」のほか、温浴施設や飲食店、ファッションなど55店舗が入る。
午前11時のオープン時には、4000人以上が足を運んだ。大阪府守口市から訪れた50代主婦は「有名菓子店のフルーツパーラーが出るとSNSで知って来た。梅田の街は来るたびに進化していて、わくわくする」と話した。

ホテルは阪急阪神ホテルズ(大阪市)が運営する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」のほか、4月3日には米ヒルトンの最上級ブランド「ウォルドーフ・アストリア大阪」も営業を始める。
うめきたグリーンプレイスはJR西日本グループが開発・運営を手がけた。地下で直結する大阪駅ホームには新大阪駅や関西国際空港と行き来する特急が乗り入れる。飲食店など20店舗が入る。1階の駅前広場は万博会場の夢洲(ゆめしま)へ行き来するシャトルバスターミナルとなる。


2025年国際博覧会(大阪・関西万博)は2025年4月13日から10月13日まで大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で開催されます。公式キャラクターは「ミャクミャク」。パビリオンの解説やアクセス方法のほか、イベントや参加国・地元の動きなど最新ニュースを豊富な写真や動画でお伝えします。